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幻想機動輝星  作者: sabuo
序章 ある研究員の記録 『ZERO』 IS SLEEPING
27/74

第21話 戦略情報ネットワーク

第二十一話。前回の続きです。

聖暦3017年 5月8日 水曜日 3時47分

バビロス帝国領。カヴァルト半島(カムチャッカ半島)

半島に秘密裏に建造された要塞に、一隻の航空戦闘母艦が停泊していた。

その航空甲板に、一機の白い大型のWGが係留されていた。二式『タイタン』。

外付け型の大型ブースターを背部に装備。肩部ミサイルをレーダーに換装し、頭部もセンサー系を強化した強行偵察仕様だ。

武装は大口径アサルトライフルに、サブアームに懸架されたバズーカと盾。脚部には巡航ミサイルが四発搭載され、コックピットブロックの装甲に『SMF-YAMASHIRO101-380』と書かれている。山城基地所属のWG380号機だ。

その近くに1人のパイロットスーツを着た人間がいた。いや、正確には半霊体化しているから半人半霊と言っていい。体の安定化のため一部を機械化している。

(慣れたものだな)

と、その人間は思う。この体になってもう十年。『南極事件』からもう二十年だ。

(色々な事があったな・・・)

ジーナスが戦略機動隊を辞めて。ジョナスが料理人に転職して、エルメスが子供を産んで・・・

本当に色々なことがあったと、人間は青い空を見ながら思う。

(何かが起きようとしている)

その人間はさっき見てきた事を思い出し、手帳に書いていく。なるべく詳細に書くことを心がけながら。

「・・・熱心だな」

聞き覚えのある声がした。その人間は前を向く。その視線の先に、スーツ姿の、青髪のインキュバスがいた。

その人間は、親友の名を言った。

「やあ、アーネス・アーサー」




とりあえず、これらをブルドーザーで運び出したい。いや生ぬるい。一帯にTNTを仕掛けてまとめて爆破したい。

俺の中のこの一種の絶望から脱するには、それぐらいしか無いように思えた。

これはあれだ。大掃除したけど片付けが大変な時と似たような感覚だ。家具を元の位置に戻すのが凄く大変なあれだ。

特に、俺の元自宅はマンションだったため、廊下が狭く尚更ひどい。

あの時の絶望と諦めムードと、そしてその他もやもやした気持ちを足して3を掛けたのが今の気持ちだ。



ダンボールダンボールケーブルダンボールダンボールゴミダンボールダンボール下着ダンボールダンボールカップ麺の容器×20ダンボールダンボール脱ぎっぱなしの服ダンボールダンボール古書ダンボールダンボール図面ダンボールダンボール破れたダンボールダンボールケーブルダンボールケーブルダンボールケーブルダンボールケーブルダンボールケーブルダンボールケーブルダンボールケーブルウィザードコンピュータケーブルダンボールダンボールウィザードコンピュータダンボールケーブルウィザードコン(略)ダンボールケーブルケーブルケーブルケーブル大穴が開いたブラウン管テレビダンボールダンボールケーブルプラモの箱ダンボールエロ本ダンボールエロ本エロ本エロ本エロ本バズーカダンボールウィザー(略)ケーブルダンボールダンボールダンボールケーブルケーブルダンボール・・・・・



(迷宮(タルタロス)だ)

いや、俺達がいるのは山城基地の統合司令区画だ。

だが、今俺達の目の前には様々な物(ゴミも含む)で出来た壁、というか迷宮があった。

なんたる矛盾・・・いや本当にどうなってんのコレ!?

壁と地面が見えない。したがってここがどういう場所か全く見当が付かない。

どうやったらここまで出来るのだろうか?

「・・・なんですかこの惨状は?」

「いやあ・・・いちいち外と中を移動するのが面倒くさいからな・・・それに、作戦が長引いたときは一歩もここから出られないようになることが多い。故にこうやって中に貯めているのだ」

「まあ・・・分からないでもないですが・・・」

でもこれはない。 俺の部屋でもここまで酷くないぞ。

見れば天井に凄く綺麗な字で、『整理整頓』『整理』『整理整頓は実際綺麗。故に整理整頓』『整理重視』

(どこのニンジャだ・・・)

「ああそうそう。そこのダンボール、情報局の秘密資料だから」

「ここの情報管理体制どうなっているんですか!?」

ずさん過ぎるぞ!!

「で、結局ここは何なんですか?」

「ああ。ここは補助作戦室と言って・・・といっても、物置同然だがな。一応主作戦室の補助をここで行うことができる」

「使ったことあるんですか?」

「ない」

ですよね。

「まあ、我々が行くのはその主作戦室の方だ、安心するように。さて行こうか。そこで白目むいている君達も」




「さて、ここが主作戦室だ」

局長が連れて行った先にあったのは大きなモニターが三つ並んだとても大きな部屋だった。横の壁にもモニター、そして多くのコンピューターや計器類が設置されていた。部屋は奥に行くほど下がるようになっている。少人数ではあるが、なにやら作業をしているのが見える。

「ここで戦略機動隊の全作戦を指揮している。戦略機動隊の総司令部だ」

「そんな所見せていいんですか!?」

すごくヤバイ所だよねここ!! いいの!?

…いや、いちいちツッコんでいたらきりが無い。

「ここでやるんですか?」

「いいや、ここより下だ・・・ああそうだ。少し待ってくれないか。ちょっと取ってくる物がある」

そう言って、局長は何かを取りに行った。

それを見計らって、交野が聞いてきた。

「・・・さて先輩。手伝いって言いますけど、さすがにブリーフィングぐらい欲しいですよ」

「そうだったな」

相変わらずこいつは鋭い。俺は状況を話す。

「お前が聞いたあの時、茜と俺はある作戦に参加していた。ただ、その作戦の途中、MBが乗っ取られた」

「クラッキングか?」

浅葱が話に加わる。

「戦技研の解析によるとだ」

「けど、問題なのはそこじゃないんだよ」

茜も加わる。

「未確認種のフリークスが出現した」

「・・・それって」

「ああ、分からんが、何かしらの関係があるように思える。MBのハッキングといいお前達の事といい」

「確かに・・・偶然ではないですよねこれ」

「同じ日に、私と光男君が未確認種のフリークスとMBの乗っ取りに遭遇し、同じ日に貴方達が『声』を聞いた」

「だから私達を呼んだ訳か・・・」

「ああ。『声』が聞こえた以上。お前達2人の能力が何か関係している」

「それはお前の勘か?」

「半分な。だから局長にお前達を推薦したんだ。俺の予想が正しければ、近いうちにまた何かある」

「その予想の根拠は?」

「半分勘だ。降りるか?」

「勝が降りない限り私も降りない」

「決まりだね」

俺達は互いにアイコンタクトを取った。

「・・・あのー、ちょっといいかな」

見れば、困惑した表情のラビラトスがいた。話についていけなかったらしい。

「四人って知り合い?」

「「「「うん」」」」

それ以上は言えない。

「・・・あれー、光男君?」

そう言うのは、ブレザーにスカート。ネクタイを締めたいかにも軍人といった感じの金髪巨乳の女性。メアリー副司令だ。

「こんにちは、副司令」

「こんにちは・・・なんでここにいるの?」

「戦略情報ネットワークの防壁作りの為に」

「ああ、例の。えーと、君がトラスナー君だよね?」

「はい。ラビラトス・トラスナーです」

「そう。お父様は元気?」

「ええ、元気です」

「そう、それはなりより」

副司令が一瞬怖い笑顔をした気がするが気のせいだろう。

「で、あなたは? 見ない顔だけど」

「交野勝です。特別スタッフとして」

そう言って交野は礼儀正しく自己紹介をする。

「そう、君が交野君ね。で、浅葱ちゃんね」

「よろしくお願いします」

黒崎も同じように挨拶をした。

「こちらこそ」

「朽木研究員・・・メアリーか、何か取りに来たのか?」

局長は戻ってきた。

「うん。レオスの頼みで・・・そうだ。エルメス、レオスから伝言。明日帰ってくるって」

「帰ってくる?・・・ああ、あの件か。分かった。朽木研究員。探し物が長引きそうだから先に行ってくれないか? 」

「え、いいですけど・・・どこにあるんですか?」

「この下だ。部屋の前に『メインサーバールーム(仮)』と書かれた表示がある。これを差し込んで入るといい」

そう言って、局長は俺にIDカードを渡した。

「先に進めておいていいですか?」

「ああ、構わない。あの子がもう先にシステムを構築し始めているはずだ」

「分かりました」

そういえば、と副司令が言った。

「レオスが何処に居るか知らない? ちょっと用があるんだけど・・・さっきから見つかんなくて」

「用? 何の用だ?」

そう言って、副司令はポケットから血の付いたナイフ(!?)を持った。そして楽しそうに

「今日はどうしようかなー、そうだ。まず肺に穴を開けて、のどを切って・・・そこから血を吸おうそうしよう」

「「「・・・・・」」」

副司令の近くに置いてあったダンボールが震えているのを見た気がするが、気のせいだろう。




「ここか?」

「そうみたいだけどね・・・」

『メインサーバールーム(仮)』

そんな表示が、その部屋の前にあった。

局長がIDカードを差し込むと、厚い鉄扉のロックが解除され、開いた。

部屋は奥行きが広く、幅が狭い。中には壁際にコンピューター、そして何らか機器がセットされている座席がセットで並んでいた。

部屋に入る。コンピューターには戦略情報ネットワークの状態が表示されていた。

「・・・光男君、この椅子、何か色々と付いているようだけど」

「言われてみれば」

椅子。いやどちらかと言うと戦闘機の操縦席のシートのようだ。

頭の部分にヘルメットの様な物が付いている。

「何に使うんだろう」

俺はその一つに座ってみる。

「ひでぶ」

何かを踏んだ。コンピューターの下、ちょうど足が納まる空間だ。覗いてみる。

アレサが寝ていた。

「ア、アレサ!?」

いや、それだけじゃない。もう1人、アレサと抱き合って寝ている紫色の髪の女の子がいた。

「・・・ふええ・・・朽木さん?」

イラクス・アーノイドだった。





(ネットだ)

網。

情報の網。

だがそれは電子情報ではない。文字化不可能の情報。

如何なる言語を用いようとも完全情報化できない。

それは魔力だ。

だからここにあるのも、魔力の網だ。魔力の線だ。

だがそれはこの星を覆いつくす程ではない。まだ極東だけだ。だが、いつかはそうなるだろう。

俺はネットを感じ、触れていた。

(こんな物を体験できる事は一生ないと思っていた)

だが現に俺は、情報のやり取りを、ネットを見て、触れて、感じていた。

点と点。それを繋ぐ線。

そこを流れる魔力。それを見ていた。

「戦略情報ネットワーク。朽木さんが見ているのは、それその物です」

そう言うのは白衣を着たイラクスだ。

「戦略情報ネットワークにおける情報のやり取り、それは魔力を使っています」

「その魔力が通るのは魔力で満たされた別次元の世界」

「その通りです」

つまりここは、

「ここは魔力空間か」

そして俺は今、

「戦略情報ネットワークと『間接的』に繋がっているんだな」




「これの存在自体は前々から分かっていたんです。ただ、ちょっと危なそうという総司令の方針で」

「これの研究が行われてこなかったと」

多分、今俺達が何をしているか分からないと思うので、簡単な説明をしよう。

俺は今、戦略情報ネットワークと『繋がって』いる。

戦略情報ネットワークは、魔力の思考伝達を応用して情報をやり取りしている。

この魔力の思考伝達は人間にも有効で、これをWGの制御システムにしたのがC‐MOSだ。

これは魔力の思考伝達を用いて、WGと情報をやり取りし、自分の思考をWGの挙動に反映させる。つまりはWGと『繋がる』システムだ。

ならば、このC‐MOSを応用して、戦略情報ネットワークと繋がることも出来るのではないか、と。

・・・どこぞの公安9課の如く。

結果、それは正しかったわけだが。

「・・・これはリアルタイムだよな」

「はい・・・あ、線に触れないでくださいよ。情報が直接流れ込みます・・・今私達は霊体に限りなく近いですから」

「霊体?」

俺は、

空間に浮遊しているイラクスを見る。

確かに、ところ所透けて見える。

「・・・そうか、ここは通常の空間ではなく、情報の空間だからか・・・」

暗い空間の中、足元に大きな緑色の球がある。その至る所から緑色の線が様々な方に出ていた。

「これが、山城基地のメインサーバーか」

「はい。核にウィザードブレイン。出ている線は各拠点。及び極東連合各国との回線です」

「分かりやすいな・・・ん?」

俺は懐に何かを感じる。それは、

(リナイ神に貰った短剣?)

一応神様から貰ったものだし、一応持っておこうと思ったのだが、心なしか存在感が大きくなったというか、何かを感じる。

「うわあ!!・・・え? え? どうなってるのここ!?」

ラビラトスが接続したようだ。

「落ち着け・・・今、お前は戦略情報ネットワークに繋がっている」

「繋がってる?・・・でもここはどこ?」

「魔力空間です」

イラクスが説明する。

「流石に戦略情報ネットワークその物と直接繋がる事はできないんです。だから、情報のやり取りのために使う魔力が通る別次元の世界。魔力空間に繋がっているんです」

「・・・だから僕達は今情報を知覚的に見ているっていうこと?」

「はい。こうしないと流れてくる情報が多すぎるんです。だから直接戦略情報ネットワークに繋がるのでは無く、それに使う魔力が通る魔力空間と繋ぐことで、知覚的に接する。間接的に戦略情報ネットワークに繋いでいるんです」

「言いたいことは大体分かったけど・・・でもこれどうをどうやって守ろう」

「・・・確かに、それが一番重要だな」

このサーバーをどうやってハッキングなんかから守るかだ。

「一応対策は考えてあります」

イラクスはそう言った。

「防護術式です」

「防護術式? ここで使えるの?」

そう言うのはラビラトスだ。

「はい。ここは魔力で出来た空間ですから、そういうのは普通に通用するんです」

「どうやってそんな事をするの?」

「詳しい事は知らないんですけど・・アレサさんがやってくれて」

「「ああ」」

さっきアレサが燃え尽きていたのはそれか。

ちなみに、今アレサは茜達によって医療局の診療所に行っている。

あの状態で女の子を働かせるのはさすがにまずい。

(しかし、アレサが燃え尽きるって・・・あいつ何をしたんだ?)

あいつ、俺の論文を五秒で修正できるんだが。

「それに、この方法が一番確実なんです」

「一番確実?」

「戦略情報ネットワークは魔力を使っています。それをハッキングするには魔力を用いるしかないんです」

言われてみればそうだ。普通の電子機器なんかでは無理だ。

「そうか、敵の魔力を止めればいいんだ」

「魔力を止める? どういうこと朽木君?」

俺は説明する。

「サーバーをハッキングするには情報を送らなければならない。その為には魔力で繋がらないとだめなんだ。思考伝達が出来ない。だからその魔力が途中で止まればアクセスできなくなる」

「つまり、敵が魔力で繋がろうとするのを術式とかを使って遮れば、それで済むって事?」

「そういうことになるな」

「でも、一つ問題が」

「問題?」

「この方法で行くと、こちらからの魔力も送れなくなるんです」

「・・・それはつまり、情報のやり取りが出来なくなるという事?」

「そういう事です」

「・・・・・」

よし、整理しよう。

「確実な方法は、攻撃元からの魔力を、防護術式で遮ること。でもそれじゃあこっちも魔力が遅れない。情報のやり取りができない。そういうこと?」

「はい」

「・・・難題だな」

「まあでも、問題点が分かっただけよしとしようよ」

そう、笑いながらラビラトスは言った。

「そんなに焦らなくていいんだよ。朽木君。まだ時間はある」

「・・・そうだな」

分からないことも多い。取り合えず、

「現実世界に戻ろう」



視界が暗い。俺はシートに接続されたヘルメットを取った。

「・・・無事に復帰できたようですね」

そう言うのは白衣を着た紫色の髪の女子。イラクスだ。

「そういや、もしかしてこの椅子、WGのパイロットシート?」

「あ、はい。よく分かりましたね。C‐MOSを組み込んだ椅子を一から作っていると時間がかかるので、一式WGの物を使わせてもらいました」

「ああ、そういえば」

確かWGのパイロットシートにはC‐MOSが組み込まれていたっけ。

なるほど、道理で座り心地が良いと思った訳だ。

「・・・ていうか、お前も局長に呼ばれたのな」

その途端、イラクスの顔が暗く沈んだ。

「・・・はい。いきなり呼び出されて・・・以来ずっとここで作業させられていました・・・」

「・・・ああ」

(近頃見ないと思ったら、そういう)

アヴェントとの一件以来、イラクスは学校を休んでいた。公欠という事だったが・・・こういう事か。

見れば、イラクスの顔色が悪い。疲れがたまっているようだ。

「もう大変で大変で・・・本当につらかったんですよう・・・」

「それは・・・ていうかこれ1人でやったの!?」

「はい。システムのほとんどはアレサさんがやってくれたんですけど、それ以外、魔力空間への接続やらその他諸々は全部私が・・・」

「お疲れ様・・・」

まったくあの人、いくら人手不足だからって民間人を酷使していないか? どんな作業かは知らないけど、見た感じ相当な仕事量だったと思う。

「アレサさんがいて本当に助かりました・・・アレサさんがいなかったらもう・・・」

「今日はもう休みなよ、イラクスちゃん。健康に悪いよ」

そうラビラトスが言った。

「朽木君、今日はこれ位にしておこう。イラクスちゃん疲れているし・・・明日でもいいでしょ」

「・・・そうだな」

新しいことが多くて整理できない。時間が必要だ。今のままでは対策を立てようにも立てられない。頭の中でもう一度理解し直すことが必要だ。

「俺も色々と考えてみる。お前も何か考えてくれないか?」

「そうだね・・・分かった。イラクスちゃんも今日は休んで」

ラビラトスのイケメンボイスでちゃん付けされたせいか、イラクスは頬を赤らめた。

・・・さっきから思ってたけど、こいつ乙女ゲーに出てきそうな奴だな。

イケメンだし、頭良いし、なんか輝いてるし・・・なんだろうこの敗北感。

天使特有のオーラか?

「わ、分かりました・・・そうします。さすがに疲れました」

イラクスそう言った。

「『母』に言って今日は休みます」



第二十一話、いかがでしたか。

修正するところがあるのでまた改稿すると思います。

次回で今回のエピソードを終える予定です。

この物語を読んでくださった読者の皆様、ありがとうございました。

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