番外編2 光男の授業ノート
番外編2です。
魔法と魔法術式の違い。
魔法・・・持続力が弱い。魔力回路と魔術回路が必要。
魔法術式・・・持続力が強い。兵器にも使われている。
魔法。
魔法を使うために必要なもの。
魔力回路・・・魔法を使うために必要な魔力を効率よく分配するための物。
魔術回路・・・魔法そのものを発現させるのに必要なもの。
※魔族はこの二つを生まれつき持っている。以前は魔族と魔術師しか持っていなかったが、ウィザードシステムの完成により、一部の例外を除いて、端末さえあれば誰でも使えるようになった。
魔法の属性
魔法のみならず、全ての魔術がこの属性に当てはめられる。
火属性(第一属性)・・・火炎魔法や錬金術など。
水属性(第二属性)・・・流体魔法や水銀魔法など。
雷属性(第三属性)・・・雷撃魔法など。
氷属性(第四属性)・・・氷結魔法など。
風属性(第五属性)・・・疾風魔法など。
光属性(第六属性)・・・精霊魔法や聖術など。
闇属性(第七属性)・・・破壊魔法や召喚術、精神魔法など。
土属性(第八属性)・・・物理魔法や補助魔法など。
※10年前、ウィザドニア王立魔法研究所が『第九属性』の存在を提唱したが、未だ何の発見も無い。
魔法術式
古代魔法文字(旧世代文字とも)を使用するため、作成できるのはごく一部の魔法使いや魔術師のみ。呪符などに保存することができる。
兵器にも搭載し、効果を発揮できるため重宝される。航空艦では、艦体のバランスや慣性制御に欠かせないもの。
魔法術式も、ウィザードシステムの登場により、誰でも使えるようになった。
宿題
ウィザードシステム出来た要因の一つとして、世界各地の魔力(地脈、霊脈とも)が乱れ、及びそれを原因とする怪異の頻発、地形変化、
気候変動や重力変動が無視できなくなったことがあるが、その原因を考えろ。
答え
ウィザードジェネレーター。
理由、魔力を無限に生み出すことが出来るため、世界のバランスが崩壊しているため。
南極事件。
理由、地脈の乱れによる怪異の頻発により、魔力のたまり場が形成され、それによって地脈が乱れ、怪異が頻発する悪循環が発生しているため。
先生のコメント。
完璧です。
暗号化されたメモ欄。
魔力。魔力爆発。魔力の状態変化。魔法による現実世界への干渉。矛盾。力。『第九属性』
魔力粒子は副産物なのか?←要検討。
思考伝達。情報伝達。波。
魔力爆発=波打際?
魔力=概念。
力では無い。
仮定
恐らく存在している。
『第九属性』
魔力の本質。
『ミュートゥス・ギア』動力は魔力。
本質では無い。
交野や浅葱の『能力』
作り方。
紛失した。忘却。
疑問
俺は何をしようとしている。なぜ俺はここまで考える?←不明
やる必要があるのか?←分からないが、何故かそれをしなければならない気がする。
本音
授業が退屈だから妄想が暴走したんだよええはい!!
結論
『ビスケットの箱』を探せ。
最後の更新は恐らく七歳。
番外編2、いかがでしたか。
第九話の執筆の息抜きに、光男の授業ノートという形で設定を書いてみました。
この物語を読んでくださった読者の皆様、ありがとうございました。