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第三十二話⚫時間稼ぎ

何度目かの突進が俺に襲いかかる。


俺はギリギリまで大岩を引き付け、サイドステップでなんとか躱す。大岩はスピードを殺しきれずに壁と激突する。


これがもし俺に当たっていたらと考えると肝が冷える。大岩は大したダメージは無さそうですぐに俺の方に向き直る。


こんな事が既に何度か繰り返されているが、全く大岩にダメージは見られない。むしろ俺に攻撃を当てられない怒りからか動きは速くなるばかりだ。


だがそれは問題ではない、問題は大岩がたまに放ってくる土魔法だ。俺には物理完全無効があるが魔法に対する耐性はそこまで高くない。


俺は思考加速を使用しながら、いつ魔法が来ても良いように備える。このさえ突進はくらっても良いが絶対に魔法だけは当たれ無い。


大岩は体の周りに岩を出現させ、こちらに向かい放ってくる。俺は思考加速を最大限に利用して迫りくる土魔法を躱していく。途中一つだけどうしても足に当たってしまうのがあったが、事前に切り離しダメージを無くす。


このままではジリ貧だろう、だが俺にはリーフがいる。今も魔力を高めているので、それを貯めきれたら俺達の勝ちだ。


俺は気合いを入れ直し大岩を見据える。


大岩は再び突進を仕掛けてきた。



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