第二十一話⚫リーダーの素質とスライム語
牛を食べ終わると声は聞こえた。
(取得経験値が条件に達したので進化を行います)
俺は光に包まれていく、今回は焦る事もなく冷静に対処できる。やはり経験は大事だな。
一分後
光が収まったので、俺はステータスの確認をする。
「ステータスオープン」
種族・グレートスライム(ユニーク)
レベル⚫1
体力⚫105
筋力⚫62
守り⚫∞(物理完全無効)
速さ⚫67
知能⚫621(賢者)
魔力⚫86
魔耐性⚫63
スキル
消化液⚫強消化液⚫痛覚耐性⚫スライムの基礎
⚫魔力察知⚫擬態化⚫硬質化⚫コピー化(ゴブリン⚫ハードバード⚫ウルフール)⚫思考加速⚫リーダーの素質⚫スライム語
種族名がハイからグレートに変わり体の色が青に近くなった、ステータスに関しては大きな変化なし。
大きな変化と言えばスキルだろう、二つ新しいものがある。
一つ目は、リーダーの素質これはどういう意味だろう?リーダーとして素質があると言うのなら、もっと前からあっても良かっただろうし。進化してグレートスライムになったから、手に入れられたスキルなのか。取り敢えずこれは保留だ。
二つ目は、スライム語これはスライムと喋れるようになるということだろう。これは素直に嬉しい、この世界に来て随分経ったが、言葉を交わしたことは今まで一度も無かったのだ。
取り敢えずスライムとお話ししよう。
俺は会話に飢えていたのだ。
リーダーの素質⚫⚫モンスターを統率出来るようになるスキル。
スライム語⚫⚫スライムと話すことが出来るようになる。他にもウルフ語等沢山有るが、種族が違うので取得は不可能。




