第十六話⚫捕食の成果と怖がり
二十日後
俺はコピー化⚫ウルフールを使い、ウルフールに接近する。相手は迎え撃つつもりなのか動こうとしない。俺は構わずつっこむ。
ぶつかる寸前、コピー化を解きスライムに戻る。
ベチャッ
相手はよけることも出来ず正面衝突する、俺は瞬時に体から強消化液を出し溶かす。
ジュワアアア
勝敗は決した。
数分後
ウルフールを捕食しながら、ステータスを確認する。
「ステータスオープン」
種族・ハイスライム(ユニーク)
レベル⚫24
体力⚫96
筋力⚫57
守り⚫∞(物理完全無効)
速さ⚫62
知能⚫619(賢者)
魔力⚫79
魔耐性⚫51
スキル
消化液⚫強消化液⚫痛覚耐性⚫スライムの基礎
⚫魔力察知⚫擬態化⚫硬質化⚫コピー化(ゴブリン⚫ハードバード⚫ウルフール)⚫思考加速
あれからよりいっそう、モンスターの捕食に力を入れていった結果である。
スキルとしては、コピー化出来る種類が増えた事と新たに思考加速を手に入れた。
コピー化は、ハードバードもウルフールも十体目に入手した。スライムは幾ら食べても無理だった。
思考加速は知能が600を越えたときに手に入れた。
(知能が条件に達したので賢者となりました。賢者を手に入れたことによりスキル⚫思考加速を入手しました)
思考加速は文字通りのスキルだ、思考が加速するため脳の処理が速くなり、動きがスローモーションに感じることが出来る。勿論俺も遅いが。
他に変わった事と言えば、俺の大きさが80センチ位に大きくなった事だろうか。
これだけ強くなったのだ、あの一角牛も骨も怖く無い、特に骨なんて絶対に怖く無い。
俺は自分に言い聞かせるように呟いた。
「お化けなんか怖く無い」
骨はレベル上げする前でも勝てました。主人公が怖がりなだけです。
現在の捕食モンスター一覧
⚫人×1
⚫スライム×21
⚫ゴブリン×31
⚫ハードバード×17
⚫ウルフール×16
捕食合計数86




