第十三話⚫ウルフールと捕食者
ウルフール⚫⚫体長一メートル~2メートル程の茶色の毛皮を持つ狼、名前の通りあまり知能は高くない、また集団での行動や戦闘も得意ではなく、単独での行動が多い。
嗅覚はとても優れており単体での戦闘力は高い。
俺はなんとか狼を見つける事に成功した、道中でゴブリン二体と遭遇したが美味しく頂いた。
狼は休んでいるのか動こうとしないが、どうやって戦っていこうか?擬態化をしても、臭いでバレてしまうだろうし。
う~ん、、、突撃するか?
勿論勝算が無い訳じゃない。俺は強消化液を口に溜め込み狼に向かって思いっきり吐き出した。
強消化液は狼に直撃するわけもなく回避されるが、大量の強消化液を全て避けることは無理だったのか、僅かにだが浴びたようだ。
グワァァァ!!
狼は体を溶かされた痛みにか悲鳴をあげる、俺もこの隙を逃すつもりは無い。
体を蛇のように細長くし、狼の前足と後ろ足に絡みつけ硬質化で縛り上げると、俺は狼の口と鼻を覆う。
何時もならここで終わるのだが、今回は違う俺は強消化液を口と鼻に流し込む、
ジュワアアア
狼の暴れる力が強くなるが、俺も硬質化に力をいれて暴れる事が出来ないようにする。後は時間の問題だ。
ビクッビクッ
狼は力尽きたようだ。
「それでは頂きます」
俺は狼を食っていく、予想通り強いモンスターは旨いんだな。
数十分後
「ご馳走様でした」
スライムは森の中で捕食する側となった。
種族・ハイスライム(ユニーク)
レベル⚫7
体力⚫37
筋力⚫28
守り⚫∞(物理完全無効)
速さ⚫31
知能⚫584(準賢者)
魔力⚫39
魔耐性⚫29
スキル
消化液⚫強消化液⚫痛覚耐性⚫スライムの基礎
⚫魔力察知⚫擬態化⚫硬質化
現在の捕食モンスター一覧
⚫人×1
⚫スライム×7
⚫ゴブリン×9
⚫ハードバード×1
⚫ウルフール×1




