表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

第1章1話

 そこは一面の花畑だった。蝶がヒラヒラ舞い、小川が緩やかに流れていた。そんな時だ、声が聞こえた。そんな気がした。

「あなたが知りたいことを知っています」

女性の声……だれ……?

「知りたければ精進しなさい」

そこで俺は夢から覚めた。


 「こ……ここは?」

「ここはIESP対策仙台支部。その仮眠室だ。佐藤太郎君」

「あの……」

「すまないが質問は後にしてもらう。今から君は検査を受けなければならない」

スーツを着込んだ偉そうな人が研究員らしき人と小声で何か話す。

「やぁ、太郎君初めまして。私のことは拓真と呼んでくれ。さっそくだけどこれ着て私についてきてくれ」

渡されたジャージに袖を通す。

「それじゃ行こうか」

拓真さんの後についていく。廊下の壁は緑で統一されており、遠くまで鮮明に見える気がする。右に左に下へと進み拓真さんは止まった。ドアを開けて

「さぁ、入って」

いわれるがままに中に入る。そこで俺は再会した。

「佳奈ちゃん!」

姿を見たとき既に俺は走り出していた。そした抱きしめた。

「か……かなぁ…かなあぅぅ会い…たかったぁ」

「うん……うん。」


―――10分後―――


落ち着いた俺たちは拓真の説明を受け検査に臨んだ。


「ここだよ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ