第39話 アリアンロッド
コミュニケーションをとりましょう。
真っ白で銀色な超絶美少女・・・もとい、美少年は俺の腹の上に座り妖艶な笑みを浮かべている。
そして枕元には臨戦状態のモーリオン。
――お前は何者だ!?透流から離れろ!――
この子が俺の上に乗っちゃってるから攻撃できないんだよね。
「そなたの魔力は美味じゃの。どうじゃ?妾のものにならぬか?」
こんな声を鈴を振るような声って言うのかな。
でもなんで姫言葉!?
ゴスロリドレスに姫言葉って・・・こことの世界観がズレまくってるんですけど!?
――小娘が!――
業を煮やしたモーリオンがこの世界観が違うゴスロリ姫(仮)に飛び掛った。
「モーリオン!?」
「っ!危ないではないか!いきなり何をする!」
ゴスロリ姫(仮)が俺の上から飛び退いた。
――よくも透流に触れおったな!この淫魔が!塵も残さず消し飛ばしてくれよう!――
モーリオンがブレスを・・・って!
「だめぇぇぇぇっっ!!」
俺はあわててモーリオンの口を握って閉じ抱き込んだ。
吐き損ねたブレスが口内でプスンとなって口の隙間からなんか煙?が出てるけどそれどころじゃない。
「こんなところでブレス使ったらとんでもないことになっちゃうよ。それも最大出力って・・・モーリオン、気をつけて!」
――・・・すまない。だが・・・我はこやつが許せぬのだ――
「大丈夫、こんなのネコに舐められただけだから気にしないで」
そう思わなきゃ俺もやってらんない。
だってネコというか小さい子・・・外見年齢7歳くらいのゴスロリ姫(仮)にディープキスされて気持ちよくなっちゃったのって男としてどうよ?
「うん、ネコに舐められただけだ!キニスンナ俺!」
でもちょっと涙目。
――透流、泣くな――
モーリオンが零れそうな涙を舐め取ってくれる。
「ありがと・・・」
――すぐに助けてやれずすまなかった――
「うん、大丈夫だよ」
――我としたことが、驚いてしまった――
「仕方が無いよ」
――もう出遅れる事など無いようにするからな――
「うん、お願いね?」
――もう泣くな――
「泣いてないよ」
――後で我が慰めてくれよう――
「うん」
――愛しておるぞ?――
「うん、俺も」
モーリオンをギュウって抱きしめて2人で頬を摺り合わせていたら、
「そこのバカップル!妾を無視するでない!」
ゴスロリ姫(仮)がプンスカ怒って俺たちを見ていた。
仕切り直し。
俺たちは改めて落ち着いておとなしく話し合うことにした。
と、言ってもベッドの他には小さなテーブル1つとと椅子が2脚あるだけだから、ゴスロリ姫(仮)は俺のベッドに腰をかけ、俺はその前に椅子を持ってきてモーリオンを抱っこして座った。
ちなみに、昨夜ここでごはんを食べた時は隣からテーブルセットを持ち込んだんだよね。
「んじゃ、改めて。俺は透流。君は?」
「ふむ、透流か」
・・・あれ?
この子、普通に名前を発音したぞ?
この世界の人、俺の名前発音し難いらしいんだけど・・・
「妾はアリアンロッドじゃ」
ほえ?
「銀の輪?」
俺が名前を呼び返したら、その子、アリアンロッドは目を細めふるっと震えた。
「そなたは・・・妾の"名"を呼べるのだな」
クスクスと笑う。
え?だって・・・
「アリアンロッドはケルト神話の女神・・・・・・あれれ?」
なんで?
向こうの世界の神話だぞ?
「この"名"はの、リィンが付けてくれたのじゃ」
アリアンロッドは嬉しそうに微笑む。
「リィン・・・飼い主?・・・じゃなくてご主人様?・・・でもなくて」
「妾の主じゃ。透流、お前によく似ておる。妾はリィンの剣じゃ」
「剣!?」
――ほう、だからか――
「モーリオン?」
――こやつは魔具、もしくは神具と呼ばれる器物だ。如何に我とて生き物ではないモノの意思など読めようものか――
え?
でもレボは・・・
――動物・・・ネコに擬態しておったであろう?レボは鳴き声を読み、我は心や意思を読む――
「あぁ、そうか、だからモーリオンは何を言ってるのかがわからなかったんだ」
「何を2人で話しておるのじゃ?妾はその黒竜の言葉がわからぬ。妾にわかるように会話してはくれぬか?」
「え?モーリオンの声が聞こえないの?」
「仕方あるまい?不本意ではあるが、その黒竜殿は妾よりも上位じゃ。心が読めぬ」
「上位?」
「妾は神具、黒竜殿、そなたは古の流れを汲む神竜であろう?」
「えぇっ!?モーリオン神竜なの!?」
――・・・そうなのか?――
「そうなのか?・・・って、自分じゃわかんないの?」
――うむ、我が我として目覚めた時、我はすでに独りだったからな。教える者は誰もおらぬ――
「モーリオン・・・」
俺はモーリオンをギュッと抱きしめた。
「今は俺がいるからね。独りじゃないからね。寂しくないからね」
――あぁ、今はお前がいる――
「モーリオン!」
――透流!――
「だから・・・妾を無視するでないと言っておろうが!このバカップルめがぁっ!!」
再び仕切り直し。
「・・・で、モーリオンが古代神竜でアリアンロッドが神剣だってことがわかったんだけど・・・」
俺はジィ・・・っとアリアンロッドを見た。
「・・・ほんとに剣?」
「なんじゃ?疑うのかや?」
「だってさ、器物が生物になるのって不思議じゃん。ねね、剣になってみてよ」
「嫌じゃ」
即答。
「えー、なんでー」
「甘えたような声を出すでないわ。とにかく剣に戻るのは嫌じゃ」
ふぅん・・・"なる"じゃなくて"戻る"なのね。
「なんで?」
「・・・剣に戻ると自分の思うように動けなくなるではないか」
心底嫌そうな顔で言う。
「それにの、剣に戻るのは簡単じゃが、こうやって人化をするには膨大な魔力が必要なのじゃ。まぁ、そなたがまた妾に魔力を分けてくれるというなら考えんでもないぞよ?」
舌なめずり・・・
可愛い子がそんなことやっちゃいけません。
「どうじゃ?」
「いやいやいや、剣に戻らなくても結構です」
「そうか、残念じゃ」
ニヤリ・・・って笑うのもどうかと思うよ。
軽く溜息。
「アリアンロッドの・・・」
「アリアンでよい」
「え?」
「そなたに名を呼ばれるといちいち体が甘く痺れて厄介じゃ。アリアンと呼ぶがよい」
「痺れるの?」
「妾の名には意味がある。黒竜殿の名にも意味があろう?」
――うむ――
モーリオンの声はアリアンに聞こえないから頷いて見せた。
確かに2人の名前には意味があるよね。
黒水晶と銀の輪。
「意味をわかっている者が名を呼ぶと、"名"は"呪"となる。妾も黒竜殿もすでに契約をしておるからの、魔力ある者が呼ばぬ限り影響は皆無じゃ。しかしな、透流。そなたほどの魔力を持つものが名を呼ぶとなると違ってくる。別に主を持っている妾でも呪に影響されるということじゃ」
「なるほど。・・・あれ?じゃぁ人間は?」
「人間は神に愛された種族じゃ。己が望まぬ限り呪の影響を受けぬ。中には"真名"というものを別に付ける者もおるがな」
"真名"!
ファンタジーの定石キタコレ!
・・・いや、無いファンタジーもあるけど。
「"真名"など必要ないというのにおかしなものじゃ」
"真名"必要なし!?
持ち上げられて突き落とされた気分。
・・・あれ?
「でも俺、モーリオンに名前呼ばれるとゾクゾクするよ?」
「そなたらは契約しておろう?」
「・・・契約する前から名前呼ばれると腰が立たなくなってたよ・・・?」
「ならば契約前からそなたはこの黒竜殿に支配されることを望んでおったということじゃ!・・・まったく、親子揃って竜に腑抜けるとは・・・・・・」
「支配って・・・」
イヤン、ハズカシーイ。
じゃなくて!
「親子揃ってって・・・どゆこと?」
「透流はリィンの子であろう?そなたからリィンの匂いを色濃く感じる。それとあの忌々しい白竜の臭いも・・・」
ハクリュウ・・・?
なんだろう?
いや、それよりも、
「・・・てことは、やっぱ俺の母さん黒き魔女!?」
こっちのほうが気になる。
「ほぉ、黒き魔女とな?どこでそれを聞いた?」
アリアンが面白そうに目を細めて笑った。
「ダグさんの工房・・・ドワーフの工房で肖像画を見たんだ。母さんそっくりの肖像画がアリアンらしき剣を抱いてた。複雑な模様の綺麗な銀の鞘に入った剣をね。」
「ほう、ドワーフの工房か。あの鞘はすばらしい出来じゃった。改めて礼を言いたいが・・・すでに亡くなっておろうな。愉快な御仁であった」
アリアンは思い出したのか、優しい笑みを浮かべる。
「で、最初はその肖像画の少女が誰だかわからなかったんだけど・・・話の成り行きで"黒き魔女"ってことに落ち着いたんだ」
「なんじゃそれは?」
「うん、俺もよくわかんない」
そもそも、あの肖像画が俺の母さんだって実証できてなかったよね?
あれ?
母さんは黒き魔女だと確定してないのか?
「透流の母御の名はなんと申す?リィンの本名は"鈴香"じゃが?」
「っ!?・・・鈴香です・・・」
俺の母さん、黒き魔女確定。
「リィンは確かに黒き魔女じゃ。しかし、救世主でもある」
「え?」
何かまた、ファンタジーな設定でてきた。
勇者じゃなく救世主ってところが微妙だけど。
「リィンは救世主としてこの世界に召還された。・・・黒き魔女の話は知っておるか?」
「うん、教えてもらった。でもさ、母さんが黒き魔女ってことならその話は全面的に間違ってると思うよ。変態王が母さんに迫ってそれが嫌で母さんが逃げ出した。でも、それだと体裁が悪いから誘惑されたってことにした。・・・ってのが真相じゃね?」
「まさしくその通りじゃ。透流は賢いのぉ」
・・・小さい子に賢いって言われて頭撫でられるのもなぁ。
うん、黒き魔女の件は解決した。
何かもやもやしてたからスッキリ。
「・・・で、妾たちは何を話しておったのかの?」
「・・・なんだっけ?」
2人で小首を傾げあい、
――・・・お前らは・・・――
モーリオンは溜息を吐いた。
三度仕切り直し。
「えと、俺が聞きたかったことはぁ・・・なんだっけ?」
――・・・我に聞くな――
「あぁそっか!えとね、アリアンの、今の飼い主・・・じゃなくて持ち主?・・・は誰?母さんじゃないよね?母さんはこっちの世界にいないはずだし・・・」
「契約は生涯に1度きりじゃ。現在も、過去も、未来も、妾の主はリィンただ一人。・・・じゃがの、今は現在の救世主と契約"紛い"をしておる」
「ほぇ?救世主がいるの?」
「うむ、お前もよく知っている者ぞ?」
・・・え?
「それって・・・まさか・・・」
「浩輔じゃ」
俺は息を呑んだ。
「浩輔って・・・あの浩輔!?」
「・・・あの浩輔がどの浩輔なのかはわからぬが、妾の知る浩輔は魔王を倒すために召還された救世主らしいぞよ?名は"高垣浩輔"と名乗っておった」
「その浩輔だ!」
浩輔・・・無事だったんだ!
よかった・・・
しかし、救世主って・・・何やってるんだ?
いや、それよりも!
「朱里!朱里は一緒?無事?」
「おお、あの娘か。無事じゃ」
「よかったぁ」
きっと大丈夫だ!って思ってたけど・・・本当に無事でよかった。
「それで、2人はどこにいるの!?行こう!すぐ行こう!今すぐ行こう!」
「透流、落ちつけ」
「落ちついてなんかいられない!」
やっと会えるんだぞ!
「無理じゃ」
え?
「会いには行けぬ」
「なんで!?」
まさか・・・
今現在浩輔たちは危機的状況!?
「牢屋に入れられて自由が無いとか」
「いや、制約はあるだろうが自由じゃ」
「異世界から来た珍しい救世主という珍獣だと見世物になってるとか」
「なんじゃそれは・・・」
「まさか・・・マッドな科学者に捕まって人体実験されてるのかも!?」
「そなたの考えることは妾には理解不能じゃ・・・」
アリアンが深く溜息を吐き、
――確かにな・・・――
モーリオンがしみじみと頷いた。
ねぇ、それって酷くない!?
「・・・じゃぁ、なんで会えないの?」
「それはじゃな・・・」
「それは?」
「浩輔が・・・」
「浩輔が?」
「今現在どこにおるのかがわからないのじゃ!」
アリアンは偉そうにきっぱりと威張って言いきった。
「威張ることかよ!」
「仕方あるまい、すっかりリィンが戻ってきたと思い込んで後先考えず飛び出したのじゃ」
アリアンは拗ねたようにそっぽを向いた。
「じゃがな、昨夜、後5日でこの街に着くと言っておったぞよ?」
チラリとこちらを見る。
え?
浩輔こっちに向かってたの?
「それじゃぁ・・・」
「うむ、遅くとも4日後、妾がこうやって先に来てしまっておるからの、後を追って早駆けしたならば明後日にはこの街に着くであろう」
頷き、向き直った。
「早くて明後日か・・・ここを動かないほうが無難かな?」
すれ違いになったら困る。
「そうじゃな、街道を来るとは限らぬでの、そのほうがよいであろう」
「アリアン、浩輔の居場所わかんないしね」
笑いながらそう言うと、
「笑うでない。妾も反省はしている」
「後悔は?」
「妾が後悔などするはずがないであろう?」
嫣然と笑い返してきた。
姫というより女王様だよね、どっちかって言うと。
見かけは姫だけど中身は女王なゴスロリ超絶美少年。
「でも、なんでゴスロリ?」
ものすごい違和感・・・と共に、幼い頃の思い出が・・・・・・
「よく似合っておろう?リィンが作ってくれたのじゃ」
あぁ・・・やっぱり。
「どうした?何を泣いておるのじゃ?」
――透流、いきなり泣き出して・・・どうした?――
「ううん、なんでもないよ。黒歴史を思い出したらちょっとね・・・」
母さん、俺のあのアルバムどうしたでしょうね。ええ、幼い頃、母さんの作った衣装を来て撮りまくった写真のあのアルバムですよ・・・
「Mama,Do you remember the old album you gave to me~」
「なんじゃ?いきなり歌いだしおって」
――・・・透流?――
「・・・なんでもありません」
あの黒歴史、俺の記憶からのデリートを切実に希望します。
アルバム、無事に帰れたら探し出して抹消しよう、そうしよう。
「よし、話も一段落したからもう寝よう!俺、そろそろ限界・・・」
そう思ったら大きな欠伸が出た。
「透流、レディの前で失礼じゃぞ?はしたない」
「仕方ないだろ、眠いんだもん。・・・アリアンも一緒に寝る?」
「こっちにもベッドはあるぞよ?」
「そっちはサラのベッド。まぁ、そっちで寝てもいいけど、サラが帰ってきたら叩き出されるかもよ?」
俺、自分が結構寝穢いって自覚してたんだけど、サラって俺よりもすごいんだよね。
今朝は早起きしたから俺のナニがポロリをサラに見られなくてよかったんだけど・・・、サラの立派なお胸がポロリはしっかり見させていただきました。
でも、そんな立派なお胸よりもなによりも気になったことがある。
ハイパーすごい寝相なのになんでぐっすり寝ていられるのかが謎だった。
せっかくのポロリなのに色気もへったくれも無いってどうよ?
とりあえず、夜中に蹴飛ばしたらしく床に落ちてた毛布をかけて隠しておいたけどね。
「叩き出されるのは困る。妾はそなたと眠るぞよ」
「んじゃ、とりあえずそのひらひらドレスを脱いで、頭の飾りを外して、あ、靴も靴下も脱いだほうがいいよ」
「うむ」
アリアンは俺に言われたとおり服を脱ぐ。
下着はシュミーズにドロワーズ・・・あぁ思い出が蘇る。
「俺、壁に向いて寝るからアリアンは反対側ね」
「抱いてはくれぬのかや?」
「んなっ!?」
「冗談じゃ」
アリアンはコロコロと笑っている。
「もう、吃驚したじゃないか」
「すまぬな」
「反省してないでしょう?」
「うむ」
「・・・もういいよ、寝よう」
俺はモーリオンを抱きしめて壁側を向き横になった。
背後でアリアンが横になる気配。
背中にぴとってくっついてきた。
「アリアン?」
「透流は暖かいのぅ。妾はこうやって人と眠るのは初めてじゃ」
「母さんとは一緒に寝なかったの?」
「リィンと共にいたときは、妾はずっと剣じゃった」
「人型やネコにはならなかったの?」
「リィンの魔力量では擬態するには足りなかったからの。リィンは妾がこうやって擬態できることを知らぬ」
「そうなんだ」
「透流は暖かくて気持ちが良い」
背中に擦り寄ってくる。
俺はちょっと考えたけど、くるっと向きを変え、モーリオンと一緒にアリアンを抱き込んだ。
「透流?」
「こうすると、もっと暖かいでしょ?」
「そうじゃな」
アリアンは嬉しそうに笑う。
――我を忘れるな、押しつぶされる――
間からもぞもぞとモーリオンが這い出し、居心地のいいところに潜り込んだ。
「忘れてないよ」
「小さいと、竜でも可愛く思えるのが不思議じゃ」
アリアンと2人でモーリオンを撫でる。
――くすぐったいぞ――
俺たちはクスクス笑いながらゆっくりと眠りに落ちて・・・・・・
「たっだいまぁぁぁぁぁっ!」
行けなかった。
テンション高過ぎのサラがぐったりしたラウルとセレンを引きずって戻ってきた。
「トールぅぅぅ、起きてるぅぅぅうえぇっ!?」
サラがこっちを見て目を剥く。
「その子誰!?連れ込んだの!?意外とやるわね!あぁぁぁっ!でも幼女はダメよ!犯罪よ!」
サラの騒ぐ声にラウルとセレンも意識を取り戻し、
「何ぃ!?トールが女を連れ込んだ!?」
「トール、まだ早すぎます!あぁっ!相手が幼いと言うことじゃなく、いや、それもいけませんが、トールにはまだ早すぎます!」
騒ぎ始めた。
「あぁもう!うるさい!」
その後、酔っ払って帰ってきたラウルたちとアリアンを巡ってひと悶着あったけど、眠いし疲れたし・・・端折ることにする。
パ〇ラ〇シュ・・・ 疲れたろ・・・僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ。
――透流、我は"パ〇ラ〇シュ"という名ではないはずなのだが・・・――
腕の中でなんかブツブツ言ってたけど・・・
俺は遠くでその声を聞きながら眠りについた。
朝まで絶対起きないからね!
「何を話してたんだっけ?」
そのまま私の思いでした。
インターバルあけたら自分が何を書こうとしてたのかをすっかり忘れたという・・・
集中力を欠いた状態で書くのは危険です。
間違い等が・・・以下略。
感想とかももらえたら嬉しいけど贅沢は言わないでおこう・・・(すでに言ってる