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華も嵐も踏み越えろ!  作者: ゆえ
26/52

第26話 衣装

一つのことに時間かけ過ぎかもです。

なんでみんなついてくるのかなぁ・・・


「トール、次はこれ」

サラが次から次へと服を持ってくる。

「あのさ、これ女物だと思うんだよね」

「あら、いいじゃない、似合うんだから」

「絶対着ない!」


「トール、これならちょうどいいんじゃないか?」

ラウルが選びに選んで持ってくる。

「それ、たぶんきっと子供用!」

「でも、トールの大きさだとこれくらいになると・・・」

「ならない!」


「しかしですね、トールのように小柄ですと女性物か子供用くらいしかないと思うのですが・・・」

セレンが苦笑を浮かべて俺を見た。


「女物も子供用も絶対に嫌だ!」







俺は財布ごとお金をセレンに渡した。

だってさ、お金の価値というか相場というか・・・まったくわからないんだよね。

最初は渋って受け取ってくれなかったんだけど、


「俺が持つと無駄遣いするぞ!」


この一言で受け取ってくれた。


でも、最初に俺の装備を揃えることを約束させられた。


で・・・・・・


防具や武器の前に服とか下着を買おうと思ったんだけど、俺に合うサイズの男物が無い!

・・・いや、あるにはあるんだけど・・・どう見てもお子様用っぽいんだよね。

この世界の男性諸氏は現代日本人よりでかいのか!?

そりゃさ、俺、身長163cm弱だけどさ、クラスでも並ぶと前から3番目だけどさ、朱里より低いけどさ・・・

めちゃくちゃ低いってわけじゃないと思うんだよね!

平均より若干低いくらいなんだよね!

それなのに・・・なんで女物?子供用?


「ここは冒険者用の衣服を扱っていますので・・・・・・」


店主の小太りなハゲのおっちゃんがおずおずと声をかけてきた。


「どうしても基準がそうなってしまいまして・・・」

基準て・・・

俺は溜息を吐いた。

「これなどいかがですか?縫製も仕上がりもこちらの物とまったく同じ作りをしております」

おっちゃんが小さめの服と大きい服を持ってきた。

スエードのベスト。

小さめのほうが俺サイズ・・・

小さい服を持ってきたのはどう見ても子供用のブースなんだよね。

「便宜上、大きさで分けてはおりますが作りは同じです」

「確かにそうなんだろうけどさ・・・」


でもね!


「この飾りで縫ってあるとことか、こっちはなんでこんな色?無駄に可愛くしてどうすんの!?」

ポケットとか、縁のところとか、茶色の生地とは色違いのPOPな色の糸で縫うってどうよ?

なんか葉っぱとかが刺繍してあるし・・・

「あら、いいじゃないこれ。トールに似合いそう」

「そうですね・・・縫い目もしっかりしていますし、縁の飾り縫いが蔓草になってますね。これは旅の安全を願って刺繍する物ですよ」

「そうなんだ」

「刺繍って言ってもこれは縫ってあるだけで派手じゃないし、ベストの形もかっこいいぞ」

「無駄な装飾もなくて実用的よね」

3人が何故か率先して検分中。

評価はかなり良い。

その様子をおっちゃんがなんか嬉しそうに見ている。

「実は、それ、うちの家内の作った物なんです」

「あら、そうなの!?」

「ほほう」

「それじゃ、他にもあるとか?」

おっちゃんはにっこり笑うと

「ございますよ」

ショートブーツを何足かと手袋をいくつか持ってきた。

「そのベストと同じ意匠の物はこちらになります」

「みせてください」

セレンが靴を手に取りじっくりと見る。

「ふむ、いいですね。柔らかな革を使ってありますが・・・これはホガードの?」

「よくおわかりで!柔らかくても強度が抜群のホガードのものを使っております」


ホガード?


なんだそれ?


首を傾げていたらモーリオンが教えてくれた。

――足が6本ある馬のような魔獣だ。おとなしい気性で肉も美味。繁殖力は弱いが人間が飼育しているところもあるらしい・・・と前にレボから聞いたな――

「え?それじゃ、高いんじゃないの!?」

「そうですね、値は張ります。でも、トールが使う物だから妥協はできません」

「そうよね、高級品は無理だけど、これくらいは必要だと思うわ」

「え?え?なんで!?」

「依頼主だからな。見窄らしかったら箔がつかないだろう?」

ラウルがニッといたずらっぽく笑い、

「依頼主っぽくなってもらわなければ護衛する身としては困りますからね」

セレンがニヤリと不敵に笑い、

「見栄えは大切!だからこれも必要経費よ!」

サラがニッコリと・・・一番怖いよその笑顔。

「まぁ、冗談はさておき、良い物は長持ちしますからね」

冗談なのかよ!

本気を感じたぞ、俺。


「トール、靴の大きさあわせましょ」

「手袋も付けてみろ」

「ベストも着てみたらどうでしょう?」


このシリーズを一式買うことは決定のようです。


ねぇ、俺の意見は?


――聞いてもらえぬようだな――


・・・もういいです。


俺はジャケットを脱いでベストを着た。

あれ?軽い!柔らかい!

靴もジャストサイズがあって、これも履き心地抜群だ。

手袋も革のごわつきがなくて手に馴染む。

全部スエードだと思ったらヌバック素材だった。

油処理してあるのかも?

でもさ、着心地はいいんだけど・・・鏡が欲しい。

自分の姿が見たーい!

「思ったとおり、よく似合ってる!」

「おおー、いいんじゃないか?」

「そうですね、これ一式いただきましょう」

「ありがとうございます」

おっちゃんニコニコだ。

セレンもニッコリ笑って値段の交渉を切り出すと・・・

「で、お値段の相談なんですが・・・」

おっと、渋面になったぞ。

「正規の価格で買わないのが本当の買い物なのよ」

サラがこっそり耳打ちして来た。

まぁ、セレンに任せとけばいいか。

俺は他にいる物を物色することにした。

パンツないかなパンツー。

――透流、パンツとはそんなに大事な物なのか?――

大事だよ!

パンツは必須だ!

「あったらいいなーあったらいいなーおっパンツーおっパンツー♪」

――透流・・・変な歌だな――

「うん、今作った適当に」

――そうか・・・お前は歌を作らないほうがいいかもしれないな――

酷い!

思っても、言わないのが優しさってもんでしょう・・・


手作りの雑貨や小物も扱っているのか、こまごまとした物があり、下着を探しつつ色々見ていたら、


「ただいま帰りました」


小柄な女の人が帰ってきた。

あの人が奥さんなのかな?

美人ってほどじゃないけど笑顔が可愛い感じの人だ。


「おお、おかえり」

「あなた、表に大きな魔獣がいるんですけど・・・」

奥さんはおっちゃんと話してるセレンを見た。

「あぁ、邪魔でしたか?」

セレンが答える。

「いえ、邪魔なところにはいませんが、お客様が怯えて帰ってしまわれたので・・・」

「それは・・・申し訳ありません」

え?レボの所為でお客さん入ってこないの!?

「すみません!すぐに何とかします!」

俺はあわてて奥さんのところに行った。

奥さんは俺を見てちょっと吃驚したあと、

「あらあらあらあらまぁ!」

両手を頬に当て頬を染めながら満面の笑みを浮かべた。

その後まじまじと俺の全身を見て、ほぅ・・・っとうっとりと溜息をつく。


「かわいい・・・」


・・・・・・嬉しくない・・・


「でも、・・・う~ん、ちょっと物足りないわね」

真剣に俺を見る目がちょっと怖い。

値段交渉をしていたセレンとおっちゃん、見てまわっていたラウルとサラも奥さんの動向に注目している。

「あら?あなた・・・!」

俺の左手をガシッと握り目線まで上げてまじまじとギルド証を見た。

「ドラゴンの加護持ちなのね!・・・その子かしら?」

モーリオンを見るが、

「ちょっと!?」

今度はモーリオンの首をガシッと掴んだ。

――グェェッ・・・――

やっぱりモーリオンはとっさの出来事に弱いようだ。

苦しそうにジタバタしている。

奥さんはまじまじとモーリオンを見て、何かを納得。

ポイッと投げ捨てる。

結構扱い酷くね?

なんだかモーリオン、打ち拉がれてるし・・・・・・

床に半分のびてるモーリオンを抱こうと屈もうとしたら、今度は俺の顔を両手でガシッと掴み、前髪を掻き上げた。

「な・・・っ!?」

逃げようとしたけど奥さんてば見かけによらず力が強い。

俺は同じくらいの高さにある奥さんの目と目を合わせることになる。

その真剣な目がマジ怖いんですけど。

「あなた、相当深くそのドラゴンと繋がってるわね。それから・・・加護はドラゴンだけじゃないわ。精霊の加護もある。そうでしょう?」

頬を押さえられたままコクコクと頷く。

「綺麗な契約石だわ。こんなに綺麗なのを見たのは初めて。それに、あなたってとても可愛いのね」

あう・・・可愛いって・・・やっぱり嬉しくないです・・・

「奥さんは加護や契約に詳しいんですね」

セレンが感心したように言う。

「家内は元ギルドの受付をしておりまして」

おっちゃん嬉しそう。

「これでも王都の冒険者ギルドで働いてたのよ。いろんな人が来るから必然的に詳しくなるのよね」

奥さんはさらっと当たり前のように言う。


そして・・・


「ボク、その服脱いじゃって」


え?


「あなたにはその服は売れません」


「ちょっと!それってどういうこと!?」

「いきなり何を言うんだ!?」

サラとラウルが奥さんに食って掛かり、セレンは無言だ。

「トール!あんたも何か言いなさい!売らないって言ってるのよ!?」


えと・・・・・・


俺は奥さんをじっと見た。


「俺、こう見えても17歳なんで、ボクって言うのやめて欲しいです」


「「そこかよ!」」




結局、売らないって言うのは誤解で、奥さんは裏から違うのを一式もってきた。


「私の最高傑作よ!」


とのことだ。


「ドラゴンと精霊の加護持ちよ!これくらいの衣装じゃないと!」


普通の服じゃなくて衣装なんですね、わかります。


「おお・・・」

「あら・・・」

「ほほう・・・」


ううう・・・あんまり見ないで欲しい・・・


「あぁん・・・私の理想がここにいる・・・・・・」


奥さん、俺が理想って・・・低すぎです。


「あのぉー・・・これ、派手じゃないっすか?俺、まださっきの・・・」


「これ以外は一切売りません!」


奥さん、怖いです・・・


――透流、よく似合っているな――


え?そう?似合ってる?モーリオンはそう思うの?


――うむ――


そうかー、似合ってるのかー

何か、うん、嬉しいかも。


でも・・・派手だよね、これ。


象牙色のホガードの革でできた裾がくるぶし近くまであるロングベストはボタンの変わりに草色の組紐が2本使われていて、同色の糸で蔓草が飾り縫いされている。

背広みたいなちょっと大き目の襟の縁にも同じ蔓草の飾り縫い。

指が無いタイプの手袋も同色で、肘までのロングタイプで腕に巻きついた感じに蔓草の飾り縫い。

ショートブーツは履き口を折り返すタイプで紐が草色、折り返したところにやっぱり蔓草の飾り縫い。


飾り縫いと言っても刺繍ってほどじゃなく、どちらかというとステッチだからおとなしい感じなんだけど・・・


問題は、さらに加わった衣装(もう、普通の服じゃなくて衣装でいいよ、これ)。


同素材の白い革のショートパンツもちろん裾には飾り縫い。

それと、オリーブグリーンを深く濃くした色の柔らかな綿素材?の若干短めの丈のタンクトップと・・・何故か同色のニーハイソックス・・・

なんで普通のズボンじゃないんだ!?

中途半端に見えてる太股が・・・寒くて恥ずかしいんですけど!

タンクトップも中途半端に短いから動くと腹が見えるんですけど!

ついでに剥き出しの二の腕もこれから寒いかも?なんですけど!


こんな衣装・・・普通だったら可愛い女の子に着せるんじゃないの!?

なんで俺?


「今なら更にこれからの季節に必需品の毛織物の暖かいフード付きのロングケープが付いてきます!縁取りはウサギの毛!」


奥さんはオリーブグリーンに白で蔓草が飾り縫いしてあり、フードと裾をふわふわな白い毛が縁取っているケープを俺に着せた。

お、これ暖かいし肌触りがいい!

カシミアっぽい?


「ゴーディという山羊に似た魔物の毛で織った物よ。魔物の素材は少し魔力を帯びてるから丈夫だし、付与魔法をかけやすいって言う特性を持ってるのよ。魔法をかけられる神官は王都でもめったに居ないけれどね」


奥さんは満足そうに笑う。


「完璧ね!」


いや、奥さんは満足だと思うけど・・・やっぱこれ派手でしょう?

もし・・・そう、何かの間違いでもしもこれを一式買うことになったとしても、絶対高いぞ!


「ちなみに、これは全部私の趣味で作った物だから原価で材料費をもらえればいいわ」


奥さんが提示した金額は俺にはよくわからなかったんだけど、セレンたちの反応からすると破格らしい。

おっちゃんが青褪めていたけど、恐妻家なのか、文句一つ言わなかった。

おっちゃん哀れ・・・・・・


でも・・・


「でも、なんでこんなに良くしてくれるんですか?俺も・・・ラウルも忌み色なのに・・・他の店では入らせてもくれなかったんですよ?」

「偏見を捨てられない人が多いのよ。でもそのおかげであなた方はこの店に来てくれた。入店拒否をしたそのお店には感謝しなきゃいけないわね」

おっちゃんにとっては迷惑みたいだけど。

「他の店は知らないけれど、うちは私がギルドで働いていたから元々黒髪に偏見はないし、お客様を選んだとしても実力主義なの。わざわざ人が嫌う黒髪を仲間にするということは、その人に実力があるということでしょう?そして、実力のある人と組む場合、本人も実力がなければできない。実力のある物同士が組めば強くなる。ほら、うちのお客様だわ」

奥さんはニッコリと笑い、

「それに、あなたは加護持ちだわ。知ってた?加護を授けられるほどの高位の魔物や精霊と契約を結ぶには本当に純粋な心を持たなければならないのよ」

そう言った。

――うむ、透流は純粋だ。我はお前のその純粋な心に惹かれて契約を結んだのだ――

奥さんの言葉を受けてモーリオンが頷く。


純粋な心って・・・すっげー恥ずかしいぞ!

穴掘って入ってもいいですかぁぁぁぁぁぁっ!


――透流は可愛いな。照れて赤くなっておるのがまた可愛い。本当に可愛いものだ。透流、愛しておるぞ?――

モーリオンが楽しそうに言う。


くそぉ・・・

いつも可愛いって言ってるからその報復か!?そうなのか!?


俺だってモーリオンが好きだよこんにゃろう!





その後、俺は衝撃を受けることになった。


なんと!


この世界には男物のパンツが無いのだ!


打ち拉がれる俺を哀れに思ったのか、奥さんが作ってくれると約束してくれた。

とりあえず、5枚作ってもらえるようお願いした。

それから、着替え用にタンクトップを2枚とニーハイソックス2枚・・・追加購入。

マジで他の服を売ってもらえないです。

こげ茶色のかっちりした革製のボックス型ポーチが3個付いたベルトも買ってもらった。

うん、これは素直に嬉しい。


さっさと衣装を脱いで着替えようとしたら、


「それ着ていけばいいじゃない」


サラが言いやがった。

俺、若干ヤサグレてきたぞ。


「そうだな、可愛いし、よく似合ってるし」

「その・・・制服ですか?・・・も、汚れてきていることですしね」


二人も賛成のようだ。

俺の意見なんて・・・俺の意見なんて・・・・・・


「その服、変わった形をしていますね。少し見せていただけませんか?」


奥さんが制服を見て興味深そうに言う。


「はい、いいですよー」


手渡すと、

「毛織物かしら・・・織り方が変わってるわ。手触りもいい。裏が付いているのね・・・」

などとぶつぶつ言いながら裏返してみたりしてる。

「これ、お借りしてもいいかしら?」

「えと・・・・・・」

俺はセレンを見上げた。

「トールは旅を急いでいますか?依頼主はあなたです。私たちはあなたの判断で動きますよ」

セレンはニッコリと笑う。

俺は頷き返し、

「かなり汚れてしまってるけど・・・それでもよければお貸しします。あ、破いたりしないでくださいね。俺にとって大事な物なんです」

「ありがとうございます。あ、これはお洗濯できます?できるのなら洗ってお返しします」

「ズボンのほうはできたけど・・・ちょっと見せてください」

俺はジャケットを返してもらってタグを確認。

「あ、できます。手洗いOKだから・・・ここは手洗いしかないから関係ないけど」

「これ、いいわね。お手入れの仕方が書いてあるのでしょう?字は読めないけど絵でなんとなくわかるわ」

「えと、これは手洗いで、これが陰干し、洗濯機は無いだろうしドライクリーニングも無いかな。アイロンはどうなんだろう?」

「あいろん?」

「しわを伸ばしたりする物なんだけど」

「火伸しかしら?それともコテ?」

「うんうんたぶんそれ!」

「この小さな布、便利ね・・・これ、うちでも使いましょう」

「それいいかも」

俺たちは笑いあった。




「それじゃ、明日に受け取りに来てもらえるかしら」

「わかりました」

「これからどちらへ?」

「えと・・・」

セレンを見る。

「武器屋を巡ろうかと思っています」

「まぁ!それじゃ、いいところを紹介するわ!そこならいいものがあるし、黒髪でも差別しないから」

「助かります。また店を回らなければならないと思ってましたので」

セレンがお礼を言い、ラウルがほっとしたように笑った。

うん、俺もほっとした。

入店拒否されるのってかなりきついんだよね、精神的に。



そして・・・



奥さんが紹介してくれた武器屋は武器屋じゃなくて工房だった。



それもドワーフの!



「元受付の人脈って半端ないね」


――そうだな・・・――





透流くんの衣装が決まりました。

装備関係はたぶんこれだけw

スエードにするかヌバックにするかそれとも銀面にするか悩んだ末にヌバック。

うん、好みの問題なんだな。


誤字脱字等、おかしなところがありましたらご連絡ください。

最近、書く時間どころか何度も読み返す時間が無いです・・・(T^T)

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