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第一章:大地が揺れる1

いやーいつぶりの投稿でしょうか・・・。構成はちゃんと考えているはずなのですが少し詰まってしまったので少し考えながらで遅くなってしまい申し訳なく思います・・・。それでは、だいぶ時間は空いてしまいましたが、八話目へ行ってらっしゃいませ!

 渋川村事件で大怪我を負ったあの隊士が一夜をおいて犬叉村から江戸を目指して歩いていた。

 「はぁ、はぁ、馬が途中で疲れてしまったとは災難だ。傷が大事ではないとはいえ歩くのも限界がある・・・な・・・。何処かで馬を貰おう」


 新選組の羽織は誰でも知っている。何処かで馬を求めれば差し出すであろうという考えでいた。が、現実はそう簡単ではない。


 「馬をくれないか・・・?」

 「んぁ?馬をよこせ?なぜ私達が君に馬を渡さなければならないんだ?」

 「急いで江戸に戻りたいんだ・・・! この羽織が何か知らないのか?!」

 「君それは新選組の羽織だろう? だからこそ渡したくないのだよ。他に当たってくれ」

 「あ、おい待て! 」

 

 結局、このあと何度も通る人達に馬を譲ってほしいと説得するも、説得の甲斐なく夜となり眼の前にどこまでも広がる闇を歩くしかなかった。畜生などと今の自分の境遇を恨んで土を蹴り上げるも、その土が蹴られたからといって光るわけもなく、ちょっとした土塊は闇へと消えていくばかりであった。


 明け六つともなると、太陽が暗闇をまるで霧が晴れるかのように消し去る。


 「はぁ・・・ァ・・・疲・・・れた・・・」


 実は、この隊士には一つだけ馬を譲ってくれる方法が残されていた。そしてこの隊士はそれをする決心をするのに、そう時間はかからなかった。


 「おいそこの農夫、お主馬を持っているか? 」

 「えぇ、持っていますが・・・」

 「じゃあ、寄越せ」


 そう言って隊士は刀を鞘から抜き、農夫の前に切っ先を向け脅した。


 「嫌だと言ったらどうするつもりか?」

 「もちろん斬り伏せて無理矢理にでも奪うさ」

 「じゃあ儂を殺せ。もう疲れた」

 「わかった」


 そういって隊士はなんの躊躇いもなく農夫の心の臓を一突きして苦しめずに殺した。

 

 そうして、農夫から殺してまで奪い取った馬で順調に進み江戸に到着した。

 

 江戸の新選組支部に隊士は駆け込み、こう叫んだ。

 「はぁ、はぁ、土方さん! 今戻りました!」

 その声に一人が反応し、走って迎えに来た。

 「永倉か! ご苦労! 犬叉村はどうだった? 報告せよ!」

 「報・・・告しま・・・す・・・! 犬叉村には・・・須藤は不在・・・!」


 とある隊士は、いや永倉は、ぜぇはぁと息を切らして咳き込みながら続けてこう報告した。


 「犬叉村から・・・少し離れたとある・・・村で、須藤を確認・・・! さらに、永倉小隊は・・・私を除いた三名が・・・死亡・・・!」

 土方は永倉を肩に抱き、「よくやった。その報告が今、この捜索という仕事の木に大きな実をつけた。」と褒めた。そして土方は以下の伝令を飛ばした。

「江戸の土方隊、総員江戸の協力者のところへ回り逆賊討伐の認可を得よ」


 土方の伝令を受けたその日に、江戸に散らばっていた土方隊の隊士約78名が、江戸の有力者かつ協力者を回り、協議するように頼んだ。そして土方隊の全ての隊士が将軍から逆賊討伐の認可を得たのは、4日後のことである。


※この作品はフィクションです。実在の人物、名称、団体等とは関係ありません。

いきなり投稿が遅くなってしまい申し訳ありませんでしたぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!ですが、少し頑張りすぎて疲れてしまった部分もあるので少し投稿が遅くなっていく可能性があります!

それでも一緒に最後まで走り抜けてくれたら幸いです!それでは九話目でお会いしましょう!さらば!

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