2話
狭い部屋の白熱はわずかチョミョングクとデミレル、二人の顔だけを確認することができる分だけ明るかった。ラーヘンヴィッツから来た地球のトルコ系人のデミレルの表情はしっかりした。一方、チョミョングクはひどくた。
「今回の救援物資の半分を私たちに与えなければ攻撃するから覚悟しなさい。交渉はない。」
「くっ...」
デミレルの脅迫を最後に二人は部屋の中で出てきた。外で待っていた兵士たちは二人の顔を見て気配を気づいた。モリダは数日後、地球の人権団体から受けることになる救援物資の半分をラーヘンヴィッツに奪われるかも知らなかった。
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モリダの入り口の近くのデッキ、テーズバー乗っているジャミラは感情のない目つきで周囲を見回した。モリダはラーヘンヴィッツよりも劣悪だった。デッキと入口から古かった。
「ここは不安定だね。」
ジャミラはモリダに入口にテーズバーの機関銃を向いていたがそこに集中していなかった。しばらくの間にジャミラの縁ズバは不動の姿勢を維持した。
「ジャミラ!」
テーズバーの足の近くでデミレルの声が聞こえた。いつ届くのかは分からないが彼はジャミラをビックリさせた。
「はい!」
「ちゃんとやれ!」
「申し訳ありません!」
デミレルは戦艦の中に入った。それを見てジャミラをはじめとする他のパイロットたちもロボットを運転して戦艦の格納庫に入った。
格納庫に入った後、ジャミラはテーズバーで下した。息をならしヘルメットを脱いだ。彼女の善良な目つきと褐色の肌が出て豊かな巻き毛が降りてきた。
「ふう。。。」
「ジャミラ。 」
息を選ぶ渦中、デミレルの声が聞こえた。デミレルは鋭く見つめてジャミラは緊張した。
「集中して。」
「はい」
「ちゃんとやれ。テーズバー奪われないように気をつけて。」
「はい。」
幸いなことにこれで終わってデミレルは後退した。体が固まる風にジャミラは格納庫から足を簡単に離すことができなかった。
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ニュースを聞いた兵士たちは沈痛た。でも住民に事実を知らせなくて、住民たちはただ喜ぶことだけだった。
チョミョングクとデミレルが会った2日後に地球からの材料がきたが兵士たちは硬い表情で遠くから眺めるだけ見た。モリダに入ってくる出入口のドアはアーロンと涼介が開いてくれた。ドアは大振りで丈夫たので、二人はロックを操縦して入口を開くハンドルを回した。完全に開いた後、住民たちは地球から来た人たちを歓迎した。人権団体の会員たちが材料を持ってモリダの出入口を介して入ってきた。
「わぁ!」
「待っていました!」
ただ喜ぶ住民たち、何も知らずに微笑む地球人を見てアーロンと涼介はロックで下した。アーロンは頭を下げた。絶対ラーヘンヴィッツの軍隊がモリダの近くにいるという事実を住民と地球人にまだ言ってはいけないという通知を受けた。
「みんな何も知らない。」
地球人たちはトラックも運転した。
「お待ちください。」
地球の人権団体は彼らが持ってきたトラックを運転した。トラックは一目で見ても最先端、1世紀には先進的なものであった。
トラックに沿って住民たちも楽しく走って行った。ただ出入口の前に立っていたアーロンと涼介だけが残った。涼介はアーロンの肩をなでた。
「アーロン、行ってみよ。」
「ここにいたいです。」
「それでもビスケットやチョコレート一つでも受けることができじゃない。そしてお前、以前にクリスティンが可愛いだと話したんじゃない?その子、今回も来たよ。」
「涼介さん!」
顔を赤らめるアーロンだった。
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アーロンの心に聞いたクリスティンと女の子はアメリカ出身だった。金髪と青い目、白い肌はきれいだった。豊富なところ生きてぼろぼろなモリダの家と似合わなかったがタウンホールのような古くて広い建物で住民と話していた。今回は、10歳の女の子、キム・ヨンジだった。
「ヨンジちゃん、元気だった?」
「はいお姉さん!あまりにも見たかったです!」
クリスティンの笑顔は近似した。ヨンジの話、大したないモリダの話もよく聞いてくれた。話をしたヨンジはクリスティンに両手を差し出した。
「お姉さん!祈ってください!」
「うんわかった。祈りの課題は何?」
「お菓子をたくさん食べたいです!」
頼みを聞いてくれた。クリスティンはヨンジの手をつかんだ。
その瞬間アーロンが建物の中にそっと入ってきた。住民たちは幸せ見せてクリスティンの前に列をつくった。クリスティンは手をつないで祈っていた。両方の手をしっかり握った姿は天使だった。
「両手を握っているんだ。」
アーロンは自分の両手を見つめた。紙に毎回拭かが、それでも油汚れが残ってあった。一方、クリスティンの手は白できれいだった。明らかに自分の手を握ると汚くて負けることだった。彼は苦い表情を浮かべてタウンホールから出た。
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結局アーロンは地球の人権団体が去るまで何も言っていなかった。2日後、モリダの入り口に村の住民が集まった。人権団体の人々は皆と挨拶を交わした。
「次にまた来ます。」
「またね!」
アーロンと涼介がドアを開けてくれるまで人々と話していた。ドアが開いた後、地球人たちはドアの外に出た。
みんなの人々とトラックが出た後にアーロンと涼介はモリダのドアを閉めた。住民たちは何も知らないまま、再居住地に戻った。彼らの姿を見てアーロンはため息をついた。
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村に到着した住民たちはびっくりした。チョミョングクは軍人を動員し、すべての家から地球から来た救援物資を取り出してトラックに積んでいた。
「何するんだ!」
住民は軍人に反発した。ミョングクは彼らの前に立って事実を教えてくれた。
「悪いけど私たちも仕方がないです!今、私たちは。。。」
「黙れ、この野郎!」
村の住民の群れの中で最も前方に出てきた人は陳有勸だった。彼は常にチョミョングクと軍隊を嫌っていた。ミョングクと体の大きさは半分程度しかならなかったが声は声は大きかった。ミョングクは印象をひそめた。
「どのような理由でもこの材料を与えるはでないだ!」
「今、この材料の半分を渡さなければ私たちはみんな死んちゃう!」
「材料の半分だと!」
二人の口喧嘩は去勢された。ミョングクは陳有勸の胸ぐらをつかんだ。
「ラーヘンヴィッツの軍隊がこの近くに来ているんだ!」
みんなラーヘンヴィッツという言葉を聞くとざわついた。
「ラーヘンヴィッツ?」
「宇宙都市のうち、2番目に大きいそこなの?」
しかし、有勸は退かなかった。より大きな声でミョングクに叫んだ。
「じゃあ、軍隊は?ここを守るためにいるのが軍隊じゃないか!」
「相手を今、何に見ている!我々が勝つことができない!」
二人は絶対に退く考えをしていなかった。
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居住地に突風が起きている渦中、アーロンは入口から脱して居住地の近くに来た。そこには軍人の落胆した表情を見ることができた。彼らの表情を見てアーロンはチョミョングクに尋ねた。
「隊長、何ですか?」
「もしかしたらかも知れないからロック乗る準備しろ。」
意味を持った言葉にアーロンはトラックの内部を見た。いくつかの材料があったが非常に不足した。
チョミョングクはアーロンに一言をもっと渡した。
「手を洗ってたいか?」
「はい。」
「あそこの村の中には見ろ。そしてこれを取る。お疲れ。」
ミョングクはアーロンに小さなビスケット袋を渡した。それを受け取った後、アーロンは静かに町の中に入った。
村の中間には大きなたらいに水が受けてあった。周辺には小さなバケツがあって半分ぐらいが溶けた白い石鹸があった。乾燥な土地の中間には古い家囲まあって乾燥な土地はこぼした水で濡らした。
「ふう。。。」
石鹸と水で洗って油汚れは簡単に除去された。彼は気持ちよく微笑んだ。
しかし、アーロンの周辺には誰も来なかった。住民たちは遠くから彼を不快に見るだけだった。
手を洗ったアーロンは村の外に出た。唯一休むことができる所であるベンチもあり、そこに座って息を選んで目を閉じた。しかし、しばらく眠りに入る刹那、女の子の声が聞こえて目を開いた。
「アーロン! 」
キム・ヨンジであった。アーロンはヨンジを調べてみた。
「ああヨンジだね。」
「はい!」
「お菓子たくさん食べた?」
アーロンの質問にヨンジの表情は暗くなった。両者の間には沈黙がしばらく起こった。することができないようにアーロンはポケットを見た。ビスケット袋一つを取り出て相手に渡した。
「これ食べて。」
「ビスケット!ありがとうございます!」
嬉しそうにビスケットを食べるヨンジを眺めた。船は空いただろうがこれもやりがいのあると考えているアーロンだった。
一方、彼らの姿を発見した人がいた。綾香は土地を農業のツールと受けた飲料水を少し持って歩いていた。アーロンの姿に意外という表情を浮かべちょっと立った。
「軍人のくせに。」
短く思った彼女は再び向かう途中に行った。
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それからしばらくして、モリダの近くの宇宙都市の破片に停泊中のラーヘンヴィッツの戦艦にメッセージが到着した。メッセージはモリダから来た。静かな戦艦の中の小さな部屋、デミレルはメッセージを読みところ印象をひそめた。彼は周囲の部下たちに言った。
「材料がこれだけか?」
「はい!」
デミレルはちょっと考え思って部下に命じた。
「攻撃する。」
「はい!」
その言葉の終わりにみんなに命令を伝えた。放送に乗って「全軍、攻撃だ。」という命令が広がった。
一人で部屋で休んでいたジャミラも急いで格納庫に移動した。彼女は自分のテーズバーに上がって取り機に触れた。
「ウィイン。」
機械の内部の音がコックピットまで聞こえてきた。ジャミラはその音と地を踏むテーズバーの足音が実感た。
「戦争。」
彼女は緊張した胸の上に手を置いて深呼吸をした。