表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マカイリーガー!!  作者: ななかみ
4/50

1章 湧き上がれ!衝動-2

イシュタール大陸は7つの国で形成されていてそのうちの一つ、バルドランドの中心部にあるのが王都デュアーロだ。

郊外には高難易度ダンジョンが多数あり毎年数々の冒険者やハンターが訪れる。

そういった旅人を対象に多くの酒場や宿屋、冒険者ギルドなどが街を賑わしている。

そんなダンジョンが主流の国だが世界野球リーグにも参加していてイシュタールリーグ(以後イリーグ)1stランクで活躍しているのがレッドクラーケンズだ。

バルドランド唯一のプロチームであり1stランクに位置していることから国内では絶対的な人気を誇っている。

1stリーグ及びイリーグの仕組みは以下の通りだ。

3rdランク・2ndランク・1stランクに各6球団の計18球団があり、それぞれリーグ内で一年通して戦う。

そしてリーグ内の順位によって『入れ替え戦』や世界一を決める『マカイシリーズ』に出場できるというわけだ。

しかし2ndランク以下の球団には野球だけで生活できない選手もいる。

実質野球で大金を手にすることができるのは1stランクか2ndの人気球団のみだ。

それでも2ndランクや3rdランクで野球をいるのは続けているのは『入れ替え戦』で勝利したり『トレード』や『ドラフト指名』で1stランクでプレイできるチャンスがあるからだ。

そんな1stランク至上主義のイリーグにおいてクラーケンズは設立当初から1stランクを守っている。

しかし近年は優勝争いから遠ざかっており、何度か最下位にもなって入れ替え戦を勝ち抜くことで地位を維持している状態だ。

人気もやや低迷しているがそれでも本拠地で試合があると国中から熱狂的ファンが観戦に駆けつける。

バルドランド国民は信じているのだ。

かつて『レジェンドオブレッド』と呼ばれたアカイカ軍団が世界の舞台で戦う日を。


遠征の日は朝早くからワクワクするもので待ち合わせの40分前には二人とも乗合馬車停留所前に集合する。

そこで今日の先発投手の球種はああだの、代打の使い方がどうだのと試合展開を予想しながら談義するのだ。

会社の長とはいえギリギリで経営している弱小出版社なので快適ドラゴンバスや高速魔道列車は使えない。

いつもやたら揺れるし遅い大衆乗合馬車で約100キロ離れた王都を目指す。

室内はクラーケンズファンがぎゅうぎゅうに敷き詰められており初めて乗る人は身動きすらとれないだろう。

だが社長は慣れた動きで人込みを縫って二人分のアルコールを購入しソリスが陣取っている右端奥に帰ってくる。

「いつもありがとうございます。」

「観戦前はやっぱりこれをやらないとな。よし、今日もクラーケンズの勝利を祈って」

「「かんぱーい!」」

するといつも通りわらわらと他のクラーケンズファンもお酒を片手に集まってきてあっという間に巨大なドーナッツになる。

そこで先ほど待ち時間にしていた談義の続きを今度は大人数でやるわけだ。

試合はもちろんのこと、球場に着くまでの時間や試合開始前の練習見学もこの一日全てがソリスにとって最高だった。

おそらく社長と一緒ということも大きなウェイトを占めているだろう。

ソリスにとって社長は上司であり先輩であり野球好き仲間でもあり、一番の親友でもあった。

セリーグファンの方はおわかりかもしれませんが

クラーケンズは『広島東洋カープ』をモチーフにしています。

僕がカープファンでよくマツダスタジアムに行っていたこともありますが、

本文では描写がないのですが『デュアーロスタジアム』はマツダスタジアムのように通路やスタジアム前に多数の出店などがありチケットやグッズ以外に地域経済効果が大きいという特徴があります。

また選手年俸も高くなく、2012年くらいのカープのイメージです。

ちなみにイリーグはサッカーのJリーグのシステムに近いかと思われます。

少し違うのでまた本文で説明があるかと思います。

その時は説明好きの新キャラに説明をお願いしようかな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ