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淡水魚  作者: 加藤真衣
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プロローグ

 僕には両親がいない。知ったのは確か十歳の頃だったと思う。「知った」というよりは「知らされた」の方が正しいか。ただ、僕はそれを「知らされた」時の感情や考えていたことは何も覚えていないのだ。十歳の僕にはあまりにも衝撃的だったからだろうか。それすらも分からない。唯一、覚えているのは僕が発した言葉────


 「僕は、みんなと違うんだ?」


 三歳の時に養子としてもらわれたのは実母の従姉妹のもとだ。両親はその後、飛行機の事故に巻き込まれ亡くなったそうだ。僕を養子に出した理由は知らない。いずれ母さんが話してくれると信じて今日まで聞かなかった。

 物心ついた時から当然のように家族だと思っていた。とはいえもちろん違和感もあった。父ではなく「おじさん」と呼ぶように言われていた――一度だけ呼んだことがあったが、ひどく叱られたためそれ以降は呼んでいない――し、幾度か兄弟なのに似ていないと指摘を受けたこともある。しかし、その時まだ純粋だった僕は何一つ疑いもせず毎日を過ごしていた。

この話の原案を初めに考えたときはまだ中一の時でした。

書き始めて、詰まって、しばらく時が経って高校一年生になって

また書きたくなったので改稿したものをここに載せています。

描写など、分かりにくい部分も多々あると思いますが、そこは

読者の皆さんの想像で補っていただくのが狙いです。

元から曖昧な感じに書くのが好きだったので、自分自身、

書いてることがよく分からなくなる部分もありますが…

書きたいことは書いている時にしか書けないので、わたしの表現も

きっと伝われば…と思います。

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