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東方幻想郷物語  作者: 水無月奏
第二章 幻楼異変
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第三.五話 幻楼異変

ここは白玉楼。その一室で死を操る程度の能力、西行寺幽々子と、剣術を操る程度の能力、魂魄(こんぱく)妖夢(ようむ)が会している。



「あの子……木下悠の誘拐は無事に終わったようね」


「はい。幽々子様」


「それで、様子はどうなの?」


「それがちょっと……。食事をほとんどされないし、何も話されないんです。部屋の端に座って何もされません」


「それは困ったわね……。私の目的は誘拐であって殺人ではないもの。自殺などされたら博麗の巫女が何するか分からないわ。なんとかしないと……」



~その頃~



「………………」



どうしようどうしようドウシヨウ。

霊夢さんの所にモドラナイト。でも、ドウヤルノ?ワカラナイ、ドウスレバイイノカワカラナイ。

そして何よりも困るのは……シャベレナクナッテシマッタ。

人見知りも、やっと治ったと思ったのに……。何一つ出来ないで、このまま殺されるだけなのかな……。

この幻想郷で新しい人生を始めるって……やっとまとも人生を出来るって……信じてたのに……。

……そうだ。周りに干渉しているから色々なことに巻き込まれるんだ。強くなれ。一人で生きて行くために。周りに頼ることが無いように。感情を持つな。情に流されることが無いように。


そしてわたしは、感情を捨てた。

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