一章、第0話,学園入学前
今回の登場人物(会話内で名前が出ただけの人含む)
魔良 未李 主人公、最強のチート級能力があるが、隠している。
伯綺 零那 伯綺財閥のお嬢様、すごくマイペース。
黒井 結愛 家庭教師、勉強教えるのがとても上手くて、優しい。
伯綺 祐 零那のお父様、圧が凄いけど娘のことをめっちゃ考えてて娘に甘い。
衣宵 沙玖 メイド、料理がめっちゃ上手い。
紅須 玲亜 色々と謎なお嬢様。妹がいる。
紅須 風利 玲亜の妹、怒らせちゃいけないタイプ。
では、本編行ってらっしゃいです!
未李「ふぁ...ねっむ、起きないと...今日も仕事か」
零那「未李〜〜〜〜〜!」
未李「零那お嬢様、どうされました?」
零那「私社会に出て勉強してみたいの!」
未李「結愛さんがいるじゃないですか、十分じゃ?」
零那「いや、社会にちゃんと出てみたいなって。」
未李「そうなんですね。いい心がけだと思いますが、祐さんは許してくれたんですか?」
零那「条件付きなら、って。」
未李「その条件は?」
零那「いついかなる時も離れない護衛となる人材が1人以上いること,卒業し切る事。」
未李「なるほど。卒業は大丈夫でしょうが、離れないのがいついかなる時もってことは女子トイレも入れる方、つまり女性で強い方ですか。となると、沙玖さんとかですかね。」
零那「何言ってるの?護衛は未李よ?」
未李「ふぇ?私弱いですよ?」
零那「沙玖は家事担当だから私の専属メイドである未李が1番適してるかなって。」
未李「もし零那お嬢様に危険があったらどうするんですか?」
零那「んー、無いでしょ。」
未李「危機感のないお嬢様だこと...。」
零那「で、未李はどうなの?」
未李「へ?どうって?」
零那「私を他のやつに任せていいの?」
未李「そっ...れは...」
零那「ダメなら、行くしかないわよね」
未李「まあそうですけど、入学手続きとかは?」
零那「既に終わっているわ。未李の分もね」
未李「もしかして元々私を入れるつもりで...」
零那「ははは、あ、そういえば風利と玲亜も居るわよ。」
未李「そうなんですね」
零那「だから未李は3人を守る重要な役よ。」
未李「え、風利お嬢様と玲亜お嬢様の専属の方はどうしたんですか?」
零那「外が嫌って理由で断られたらしいわよ、詳しくは知らない」
未李「マジっすか」
零那「マジよ」
未李「今からでも入れる保険って...」
零那「無いわよ」
未李「今からでも行ける逃げ道って.....」
零那「無いわよ」
未李「諦めろん、ってことですかね」
零那「そうね、明後日からだから心の準備でもしておきなさい。」
未李「心の準備だけですか?バックや筆記用具などは?」
零那「もうあるわよ。」
未李「準備完璧じゃないですか、私が拒んだらどうするつもりだったんですか...」
零那「是が非でも連れて行く」
未李「すごくひどい」
零那「へへ」
未李「まあいいですよ、ではこれから仕事なので行きますね」
零那「行ってらっしゃい」
未李「ったく、零那お嬢様ったら...。にしても、学園ですか...」
おかえりなさい〜!
楽しんでもらえましたかね?零那ちゃんマイペースですよねほんと、でも未李は未李で零那ちゃん好きすぎるからなあw
ちなみに私の名前と主人公が同じなのは考えるの面倒くさいからです!多分別の作品でも主人公は未李だと思います!
次も見てくれるかは分かんないけどまたね!