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短編集(詩やSSなど含む)

月(と)のお話し

作者: 藤谷 K介(武 頼庵)


 一人で部屋にこもる夜

 淋しさも体の疲れも

 優しく照らす柔らかな月光

 変わることなく日々同じように


 季節は変わり

 移り行く景色はどこか儚く

 見上げる夜空は少しだけ

 高くなったような気がする


 今日も一人で部屋にこもる

 もしかしたら明日も同じかも?

 窓から見上げる星空に

 優しく佇む白い満月


 誰かと出会えるかな?

 もう一人きりは嫌だな……

 目についたモノが

 心を揺さぶり込み上げる気持ち


 少しだけ出した勇気と

 出来る限りを込めた想い

 いっしょに載せてあなたへ

 届くようにと願い出す


 これからもずっと

 これからもきっと

 続いていくような気がしてる

 できた縁とつないだ絆


 少しだけ勇気が出たみたいだ

 ちょっとだけ自信が付いたみたいだ

 一人きりでいた部屋で

 でももう寂しくはない


 月は今日もみているから……

 月は明日も照らすから……


 今日より明日は

 少しだけ違う日になる気がする



お読み頂いた皆様と、企画参加してくださった皆様、そして企画を読み回ってくださった皆様に感謝を込めて!!



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月(と)のお話し企画概要 ←企画概要
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月(と)のお話し企画
バナー(2)作成/七海いと 様 
― 新着の感想 ―
[良い点] 「月(と)のお話し企画」を少しずつ読み回りさせていただきましたが、最後に素敵な詩が! とても素晴らしい企画をありがとうございました!
[良い点]  太陽はときに睨みつけてきますし。  星たちの光では群衆に紛れてしまう。  静かに寄り添えるなら月かもしれませんね。 [一言]  企画お疲れさまでした。  参加はできなかったのですが、作品…
[良い点] 月はいつもそこに在る……見あげているのはきっとあなた一人だけじゃない。 出会いに感謝を。イベントの締めくくりに優しい詩をありがとうございます!
感想一覧
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