恋の始まり?
「分からない問題があったら話しなさい。」
「よろしく」
そこにいたのは同じクラスの女子だった。
「上井草真頼さんだよね」
「うん。よろしく」
「ここ、どうぞ」と、隣の席を勧めてくる
(女子は嫌いなんだがな...)渋々隣に座った
「さてと、早くやろ」
驚くな!俺は全く宿題をやっていない。
ま、俺はゲーマーだからな。
夏休みの内はゲームしかやってないw
宿題の量としては、ざっとプリント20枚
決して多い量ではない。
そして、俺は頭はそこそこ良い。中の上て感じ。
故にすらすら解けていくのである。
「篠崎くん...ここ教えて」
「ここは〜して、〜すれば解けるよ」
「ありがと」
(この子は頭が悪いという噂があったが...)
(噂は本当っぽいな)
1日に2枚やれば帰すと言われたので
俺は10分ちょっとで終わらせた
「ふぅー、終わったー」
と凝った肩をほぐし、帰り支度を始める
「えぇ!?もう終わったの!?」
コクリと頷いた
「ねぇ、こことこことここ教えて」
「良いよ」
(全部って言えば良いのに)
────────────────
10分後
「電車、間に合わなかったね。ゴメンね。
私が解くの時間かかっちゃって」
「え?別に良いけど。」
「本当にごめんなさい」
「別に謝らなくて良いよ。
教えたのは俺の勝手だしさ。」
(次の電車は1時間後か...どうするかな)
(本当に私のバカバカー。嫌われたかな..)
(何か話さなきゃな...)
……To be continued
週2で投稿していくよん(*^^*)