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世界の象徴
(あぁ、まただ。またこの子は虐げられている。存在を正当化された大人にまた…。でも、何も僕には出来ない。そう、僕はもう…)
手を伸ばしてしまって僕は、ここで目が覚めた。
頬を伝っている雫は濁っていた。
朝、起きると光は佇みながら僕を照らす当たり前の毎日。
何も無い世界の始まりを告げる。そう、"ナニ"もない世界。
学校とゆう小さな社会で学び、施設とゆう無自覚な牢獄で僕は"イキテ"いる。子ども達に紛れて、僕とゆう子供はいた。
機械化された動きで、僕達は小さな社会に足を伸ばす。歩は進みながら、音をたてて叫んでいた。
木で縛られた建物は白く塗られた形でそこに立っていた。そこで子ども達は大きな社会で生きる為の知恵を学ぶ。社会で腐っていった大人達に。
読んでいてわかっただろう。僕は大人が嫌いだ。この"世界"の大人は。
"愛"を捨て、"欲"に飢えた大人達。全てがそうではないのは知っている。だが、僕は生憎、腐った大人しか知らない。
憎しみをくれた、恨みをくれた。そんな大人しか…。




