第1話
処女作です!
文才ないのでそうとう変な感じになってるかもです。暖かい目で見てくれるとありがたいです。
書きながら思いましたが、世の中の作家さんてほんとに大変ですね・・・
第1話
「あ~めんどくさ~」
俺、轟 歩夢はめんどくさがりである。
めんどくさがりの俺に友達などいない。喋りたくないから。
高校入学時には話しかけてくるやつはちらほらいたが、だんまりを決め込んでいたらすぐに興味をなくし俺の元から離れていった。
コミュ障というわけではない。断じて違うからな。
友達はいないが俺にも好きなものくらいはある。
それは、アニメである。これは父の影響ではまってしまった。アニメのことなら一日中喋っていられるくらいには好きだが表には出さない。なぜなら、めんどくさいからである。アニメ見るのはめんどくさくないのにね。不思議だね。
ちなみに身長は170㎝くらいで体重は60㎏台のどこにでもいそうな顔をしている喋らない普通の人らしい。周りが言うにはだがね。
そんなこんなで特に何もなく高校生活もあと1ヶ月で終わる頃に差し掛かっていた。
自分の中の人生設計だとこのあとは普通に働いて、普通に生きて普通~に死ぬもんだと思っていた。結婚はわからん!!
だが異変は突然起きた。
俺はいつも通り学校に向かってる途中、足元が輝き出した。その光に飲み込まれ、俺は地球から姿を消した。
光がおさまると俺の前には10歳くらいの少女が立っていた。
「よく来てくださいました!勇者しゃま!」
・・・・・・・今噛んだな。
まぁいいや。それはめんどくさいからおいとこう。
今聞き間違いではなかったら俺、「勇者」って言われてなかったか?
俺どちらかといえば、村人Jくらいの立ち位置がちょうどいいんだけどな~。聞き間違いであってほしいところなのだが、とりあえず聞き直そう。
「あの~勇者って俺のことですか?」
少女はニッコリと微笑みながら答えた。
「はい。そうでございます。勇者様」
次は噛まなかったな・・・。
てかさっき噛んだこと気づいてない感じなのかな?
周りの兵士さん達が暖かい目で少女を見てるからそうなのかな?
イヤイヤイヤイヤ。まてまてまてまて。
そんなのんきなこと考えてる暇はないぞ。
俺勇者?えっ?ほんとに?まじで?
聞き間違いじゃなかったの?えっ?
間違えましたとかじゃなくて?????
「超絶めんどくさい展開になってきたな」
ということで俺は異世界に"また"召喚されたらしい。