樹の噂
「やっと着いた」
はぁ……と少しため息をつき職員室に入った。
「あれ? もう依頼終わったんですか?」
「まあ、色々とあって………」
そこで何があったかを打ち明けただが言っていない事もある、ユラの事やあの神殿みたいな所そして聖剣もだ、信用してない訳ではない他の教師などが居る場所で言っていてはもし他の教師などが敵だった場合狙ってくるからだそれを踏まえてユラ等は隠した。
「ふぁにゃにゃ!?」
驚いて猫語を発して叶多の襟元をぐわんぐわんと揺らしてる。
「く…苦しいそろそろやめてくれ」
捕まれてる手にポンポンとギブーー!と叶多は手を叩く。
「あ……、すみませんつい我を忘れてしまって……」
「ちょっとお花畑に川が見えただけだからセーフだ」
「それ危ないじゃないですか!?」
礼子はすみませんすみませんと何度も頭を下げた。
「それでなにか、変わった依頼はないかな?」
「変わったですか、例えば何でしょうか?」
「そうだな、例えば急激に可笑しくなってる所とか?」
「うーーん、あっ!」
なにか思い出したのか礼子は自分の机の引き出しからとても分厚い依頼書一覧を取り出した。
「これとかですかね、神樹神社の辺りでどうやら決壊破りだそうです」
「それはすると言う意味ですか?それともそれをされたから調査ですか?」
「そうですね、調査のほうですそれと今日はやけにやる気ですねなにか良いことでもありました?」
「いや特にないけど」
礼子は忍〇さんの用に少し笑いながら言って少し嬉しそうにしていた。
「まあ、とりあえずそれ行かさせてください」
「そうですね、良いでしょう!なにかあったら連絡お願いします」
「そんなことは無いと思うけど」
「念のためです!!!」
叶多はないないと思いつつも職員室を出ることにした。
「それじゃあ、あいつのところに戻るか」
一方その頃、ある少女はと言うよりユラは変ながらの悪そうな男共に絡まれていた。
「なによあんたたち」
「ちょっとさ、誘拐させてくんね?」
「は??? 頭可笑しいの? 叶多と同レベルねいやそれ以下のゴミね」
「言わせておけばこの餓鬼!」
3人居るがらの悪そうな男の一人の少しぽっちゃりとした体型がユラの右手を掴んだ。
「離しなさいよ!汚いのよ[ファイヤーバレット]!!!」
右手から少しバレットガンの用に炎を撃ちだしぽっちゃりとした男めがけて撃った。
「あっぶね、てめぇなにしやがるんだよ!」
その男は咄嗟に無詠唱で水の液体のようなものでそれを打ち消す。
「ふぅ、あいつから借りたのが役にたつじゃねぇか」
「おいおい、勿体ない事をするなよブラッ」
「す、すまねぇ唐突にこいつが魔法を撃ってきてよ」
リーダーらしき人物は髪を整えながらブラッと言う人物を後ろから蹴っていた。
「そんじゃ、連れてくぞ約束の時間まではまだある」
「なんの、話かしら?」
「おめぇには関係ねぇことだ」
「ちっと寝てろ」
リーダーは白い霧を体から出だしユラを包んでく。
「ほらさっさと行くぞ」
「うっす」
ブラッはユラを抱えると何処かに行ってしまった。