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落ちこぼれ魔術師と名もある少女  作者: 白葉優
第一章
1/11

プロローグ

初投稿です

「ふぁぁぁ………起きちまったか……」

叶多は口を大きく開けてあくびをしながら寝癖が立ってる髪を押さえてるたいして直らないが………。


「今何時だ……?」

目を細めながらテーブルの上に置いてある目覚まし時計を気だるく手に取る。


「5時か起きるには早すぎたか……」

辺りは太陽が出始めて居る小鳥などの鳴き声もよく聞こえる良い朝だ。


「さてとまあ誰にも会わずに学校に行くには丁度良いだろう」

そう言い叶多は学園に行く準備のため洗面所に向かった、鏡には目つきの悪い不良が写っていた……

というか叶多だったそれもそうか逆に人が居たら危ないうん何となく、この目のせいで何度不良扱いされたことか……!まあ慣れてきた気もするが 、名前は朔悩叶多、スタイルはまあまあむしろ良い方、少し茶色が黒と混ざったような瞳 真っ黒な髪 顔も中々いけてる方だ親は災害に巻き込まれたときに帰らぬ人となってしまったそして叶多は礼火と言う師匠が居た、そして家族内では誰も居ないひとりっ子なのだ親父が女好きなのが引っ掛かるが……、顔も洗い歯磨きなども終ると俺はすぐそばのタオルで顔を拭いた。


「それじゃあ後はこれだけか」

叶多は制服の袖に手を通し、鞄を持ち学園へと向かった。

「見立て通り誰も居ないな」

そう呟くと叶多は辺りをきょろきょろしだすあまりにも怪しいと言うか端から見ればただの目付きが悪い不審者である。


「不審者……?」

後ろから柔らかな声が聞こえたこれは女性の声だろうとだが無視だスルースキルだけはなめるなよ!?と思ったが何か空しい………。


「………」

叶多はそのまま後ろを振り返らず歩き出そうとした

「無視は酷くないかな?!」

そいつは前に出てきて道を阻んだ、顔は美人だが俺は興味はない身長は160ぐらいだろう赤髪のポニーテール幼さを残しているまあ何処とは言わないがそして綺麗な黒の瞳そして、叶多とは違う制服の色だこれは才能がある生徒つまり一魔能生俺が通ってる学園はポイント制である、ポイント制とは魔能学園では依頼と言うのを受けている、それに応じた報酬そしてポイントが貰える、だが才能がある生徒はポイント関係無しであるそして一魔能生、二魔能生、三魔能生、そして俺が居るところつまり才能無し、この4つに別けられる一魔能生は赤 二魔能生は青 三魔能生は黄色 才能無し黒である、そして彼女はその中でも赤の制服なのだつまり一魔能生だ。


「邪魔だそれと俺は不審者じゃない朔悩叶多って名前がある」

叶多はその子を睨み付けるように見るだがその子には全くの意味がないようだ

「えーー何もしかして不良!?怖いよー」

全く怖くなさそうだしかも棒読みだイラッときたのでおでこにデコピンをお見舞いしてやった。


「ぐはっ……か弱い乙女ににそんな事するかな?!」

その少女はおでこを手で擦りながらプリプリ文句を言ってる

「第一声のぐはっの何処が乙女だよ……」

叶多は呆れた顔でその少女を見ている。

「あっ、私の名前は咲葉実乃だよ!不多君!」

満面の笑みを向けちゃっかりアダ名まで付けられた。

「馬実乃だなわかった」

さっきのお返しと言わんばかりにアダ名を付けたセンスが無いとか言うなよ泣くぞ泣いちゃうぞ?

「馬鹿じゃないもん!あっ、そろそろ行かなきゃまたね」

そう言い実乃は慌てて学園の方向へと走っていった、魔法使った方が速いと思ったがそっとしておいた

「俺も向かわないとな」

そう言い叶多は学園に向かった。


「到着っと」

徒歩で数十分かけてようやく学園に着いた。

「そうゆえば先生に呼ばれてたな職員室に行かないとな……」

そんな事を一人で呟き、職員室に向かった。


「あっれぇ?落ちこぼれ君じゃないか~」

「落ちこぼれはさっさとやめたら良いのにですよね神崎さん」

「そうだそうだ~」

歩くところをふさぎ囲むようにそいつらは並んだ、この絡んできたこいつらは一番上の立場であろう神崎勇耶、神崎研徒と言う魔術師なら誰でも知ってる有名な魔術師だ、火の魔術に特化した家庭らしいそしてその息子なのだ、そして神崎勇耶の得意な魔法は火全般が得意だそうだ逆に苦手なのはやはり水なのだとかそして神崎勇耶能力は何か知らない見たことないと言った方が良いだろう能力ではなく魔術で優秀と言うことだすなわち能力を使わずとも勝てると言うことだ、そしてもう二人は島影有戸そして種野洋佐だ。


「はぁ………いつもいつも懲りないなお前ら」

「口の聞き方がなってないな~

それとここを通りたいなら通してくださいだろ?」

「通してください」

叶多は超棒読みで答えた。


「面白くねぇなぁ

行くぞ」

「「はい」」

神崎は舌打ちをしつつ苛立った声でその場を離れた見事にハモりながら返事をした囲いの二人。

「やっと通れたか早く行かないとな……」

叶多は少しはや歩きで職員室へと向かった。


「着いたっと、失礼します」

俺は職員室に着き職員室のドアを開けた

「よく来ましたね♪」

このテンション高そうな先生は科納礼子先生だ、穏やかそうな顔に比べてテンションは高い体型は痩せている方で背は少し小さい163㎝らしい。


「えっと、何のようですか?」

叶多はそう訪ねる

「いい加減貴方は依頼をしてください!!!

これ依頼届けの紙です!」

頭から湯気が出るくらい怒り少し荒々しく科納先生は依頼届けを見せた。


「わ、わかりましたよ………」

討伐も無理そして探索に有効な魔術と能力も持ち合わせて無いため探しだす依頼も苦手なのである、依頼届けを受取り依頼届けに目を通す。


~~~~~~~~~~

依頼

源鉱石

依頼報酬

1000ゴールド

依頼人

コット村 村長ギノ

依頼場所 コット村鉱山

~~~~~~~~~~~


「探すのは俺は不得く……」

「じゃあお願いしますね!」

そう強引に言われ最後まで叶多は喋れず先生は教室に戻った

「はぁ………てかここ何十時間も掛かるところじゃあねぇか…しょうがない行くか」

深く一つため息をつき叶多は渋々コット村へ向かうことにした。


一ヶ月に一回のペースで投稿していきます

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