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"幼なじみの 大切な君へ"

作者: ラゥ゛

「幼稚園」があたし達の

『出会い』だったね。

小さい頃、いっぱい遊んだよね。

無邪気に

幼ないなりにたくさんふざけあったね。

どんな気持ちで

君と一緒にいたのかな?

過去に戻らないと分かんないや。


だけどね

ずっと大切な友達ってそう思ってたかな


違う小学校にでも

休みの日で都合があった日は

逢って遊んでたよね

それがすごい楽しみで

別れの時間になれば寂しくて。


「大好きー」

「ずっと友達だよー」

これが癖言葉だったね(笑)

1日に何回も言い合ってたよね


中学生になるって時に

あたしは名古屋から埼玉まで

お父さんの仕事の都合で転勤…


今までのように簡単には会えないんだと思うと

すごく寂しくて。


逢えなかったから

手紙やFAXや電話

たくさん?したよね


あたしは

中学生活の半分は

ずっと君が一番だって

あたしを理解してくれるのは君だって

そう思ってた。

君の事もあたしが一番分かって理解してあげられるんだってそう思ってた。


だけどさあ、あたし達の距離が離れると違くなるんだよね。


高校の事だって。

あたしはまだ入試が終わってない時に

君は合格して。


でもそれを聞いたのは

君からじゃなくて

お母さんから。

思ったよりショック?だったのかな


やっぱり一緒に喜びたかったよ。

君が嬉しい時なら一緒に笑いたいし

君が悲しい時なら一緒に泣きたいよ


だって普通に考えて

いつもそうだったじゃん?


あたしにだって

大切な友達くらいできるし

君もだって

大切な友達くらいできるよね



出会ったのは絶対運命で

離れたのにはきっと何かと運があったからなんだよね。


神様が試したのかな?

距離があってもあたし達なら

ずっと…って


いつからかな??

きっと中学2年くらいからかな

君より大事な友達ができたって

気づいたの。

本当は友達の位置とか

比べたくないんだけどね。

その人その人との付き合いの深さがあるんだよ。

その人その人の何かに

あたしは引き寄せられた?んだもん


もちろん君や君の家族に

大切にしてもらってるって

分かってた。

だけどごめんね。

君がいない?君にすぐ逢えない環境に慣れてきたっぽくて

あしの中の君の存在の大きさ

昔より小さくなってたのかもしれないね


手紙にこう書いてたね…

あなたにとって私はどんな存在ですか?

小さな頃からの本当の友達の私はいなくて、幼なじみな私なの?

って。

こんな事言わせてごめんね。


あたしにとって君は

古くからの友達…?

古くからの幼なじみだよ。

ただの幼なじみじゃない、

大事な古友?


ごめん。感情に合ってる言葉が出てこないからこんな事しか言えないけど。


小さな頃からの本当の友達の君はちゃんとあたしの中に、心の奥にいるから。


君の事ちゃんと理解してあげられたらな

って思うよ

だから無理しないで

話ならいつでも聞くから。

話してくれなきゃ

伝わるのも伝わんないし理解できないよ


理解されるよりは理解しなきゃ

信じられるよりは信じなきゃ

愛されるよりは愛さなきゃ.


もっと周りを見てみたら?


自分という自分を、自分らしさを

見つける第一歩になるんじゃないかな?


どんなにつらい毎日でも

気づかないだけで

幸せは絶対あるって.

つらい事とか悲しい事が目立って

なかなか笑えないのかもしれないけど

ちゃんと君のそばには

幸せがあるって事

忘れないでね。


幸せはたくさん転がってる。

だけどそれに気づかなくて逃がしちゃったりするから

不幸って思っちゃうんだよ。


幸せは自分でつくるものなんだよ。

待ってても何も起きない


それに君は一人じゃないよ

どんなに遠く離れてても

同じ空の下にいるから。

忘れないでいて。




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