表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/29

誤字脱字がありましたら報告お願いします。

なるべく感想がほしいです。いい作品にしていきたいので。



 ある日、空から女の子が降ってきました。

 ゆっくりと。

 紐で少しずつ空から降ろしていくかのように、女の子は降りてきました。

 空を見つめていた男の子はその子を受け止めます。

 気を失っているのか、その子は眠っていました。

 思いのほか軽く、驚いていた男の子は、近くの大きな木の下に女の子を寝かせました。

 白いワンピースの女の子は目を開けます。

 男の子は驚きました。

 その目は真紅色だったのです。

 今まで見たこともないような、赤い色をしていました。

 その目が男の子を見つめます。

 女の子は細い足を伸ばしたまま、体を起こします。

 どうやら自分に起きたことがわかっていないようでした。

 男の子は先ほどのことを喋りましたが、どうやら女の子には伝わらないらしいので、困ってしまいます。

 その子が話す言葉も男の子にはわからない言葉だったようでしたので、大人を呼ぼうとしましたが、どこからか、頭に声が響きました。

 その声が目の前の女の子のものだと考えましたが、彼女は口を開けてはいませんでした。

 その声は徐々に研ぎ澄まされていき、男の子が使っている言葉を発するようになります。

 そして、こう伝わってきました。

「あなたは《サクマ》?」

 男の子は首を縦に振ります。

 すると女の子は男の子の手を握ぎりました。

 そしてこう告げました。

「一緒に世界を救ってください」

 運命的な出会い。

 その出会いは定められたものでありました。

 そしてそれは、変わることのない運命なのでした。







9/29 内容一新

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ