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出撃

「司令官。この機体を使わせて頂けませんか?」


俺の指さした先を見て顔を曇らせる司令官。何か不味いことを言ってしまったのだろうか?


「よりにもよってこの機体か…。」


「整備不良か、なにか問題が?」


「いや、整備は完了おる。いつでも出撃可能じゃ。じゃが、これまで幾多の腕の良いパイロット達が乗りこなそうとしたが駄目じゃった。」 


「なぜです?」


あの武装だろうなぁ…。あれはキラ・ヤマトだからこそ扱えたもの。アスランでも完璧には能力を解放はできないはず。


「あの武装よ。」

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