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2月24日 リードグリーン
2月24日
リードグリーン
Reed Green
#D8E2AE
R:216 G:226 B:174
2月24日 リードグリーン
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オーボエの音が好きだ。
憂いを帯びたラモーのガヴォット。
記憶に残っていたのが、うろ覚えの作曲者の名とタイトルだけで、なかなか曲を見つけることができずにいた。
検索しても、なぜか、まったく違う曲が現れる。
勘違いなのかとも思っていたが、遂に見つけた。
懐かしい、淡い緑色のメロディ。
跳ねるような、それでいて、どことなくぎこちない、そんな不思議な古色蒼然とした舞踏曲。
子供のころに迷い込んだ、どこかの知らない町の川岸で、風になびく葦を見ながら聞いたような、そんな曲。
写真は、葦原。
葦の茎の薄い緑色。
オーボエはダブルリードの木管楽器。
ラモーのガヴォットって、イ短調の方が出てきちゃうのですよね。
猫が探していたのは、ホ短調の方。
この曲、原曲は『カストルとポリュックス』というオペラの4幕目に出てくる曲らしいのですが、原曲とは編曲がかなり違っているらしい。