12月5日 黒紫
12月5日
黒紫
くろむらさき
#482F33
R:72 G:47 B:51
12月5日 黒紫
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僕は純粋なものが好きだ。
だから、棚にズラッと並んだ薬瓶の中の結晶たちを眺めて過ごす時間は、何ものにも代えがたい至福の時なのである。
結晶というものは、なぜ、ここまで美しいのだろう。
なかでも、黒紫色の結晶は、その妖艶な色が格別に素晴らしい。
実は、大して珍しいものではないというのに。
純粋な形となった時のみに見せるその姿は、秘密めいていて、蠱惑的だ。
こんなに素晴らしいものが、世の中には溢れているというのに、大半の人間はそれに気付かない。
知ろうとすら考えない。
実にもったいないことだ。
だからこそ、僕の幸福な時間が保たれているのかもしれないのだが。
写真は、蛍石(フローライト)の結晶。
暗く濃い紫色。
ネットで調べようとすると、「黒紫」はまず出てこず、「紫黒色」になってしまう(笑)。
中国の伝統色「ヘイツー」が引っかかってきたくらいでした。
でも、「黒紫色」といわれたら、「固体ヨウ素の色」ぐらいしか思いつかない(呆)。
そして、フリー素材の写真も見つからなかった。
蛍石は、様々な色のものがあるけれど、写真のものは、かろうじて「黒紫」のイメージかな?




