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10月22日 石板色
10月22日
石版色
せきばんいろ
#585C5B
R:88 G:92 B:91
10月22日 石板色
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正面に据えられた巨大な石板に記されているのは、祈りの言葉であったという。
太古の人々が、何を願い、何に祈ったのか?
それは、想像の域を出ることはないが、やはり安らかな日々の生活と、大切な人々の幸福であろう。
刻まれた一文字、一文字に、そうした願いが込められているのだと思うと、今も昔も、考えることや行動は、そう大きくは変わらないのだと思う。
写真は、サグラダファミリア『栄光の門』。
石板とはスレートのこと。
スレートの青味がかった濃い灰色。
文字が刻み込まれた石は、必ずしもスレートではないのですけどね。
サグラダファミリアの『栄光の門』も巨大すぎて、天然の石板ではないと思われます。
鉄筋コンクリートじゃないかな?
ここには、40か国語で、“主の祈り”が刻まれているそうです。
日本語もあります。
「われらの父」「わたしたちの日ごとの食物を、きょうもお与えください」