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10月13日 栗皮茶

10月13日

栗皮茶

くりかわちゃ

#6D3C32


R:109 G:60 B:50

10月13日 栗皮茶

*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*


何かいい匂いがすると思ったら、焼き栗の屋台だった。

こんなところで、焼き栗を売っているとは。

一瞬迷ったが、少し買っていくことにした。

売り子はバイトなのか、若い女の子だった。

しかし、彼女は、新聞紙を折った手作りの袋に量り売りの焼き栗を手慣れた様子で入れた上に、おまけまでしてくれた。

手渡された包みは温かく、香ばしい匂いがした。

焼き栗は、手が汚れちゃうんだよなぁ。

そんなささやかな欠点を帳消しにしてしまうほど、美味しいのだけれど。

我慢しきれず、私は、新聞紙の袋から、1つ取り出してしまった。

きれいにぱっくりと割れた部分から、意外に簡単に皮が剥けた。秋の香りがした。指先は煤で汚れたけれど。

挿絵(By みてみん)

写真は、いがに入った栗の実。


栗の実の皮のような黒みがかった赤褐色。


焼き栗、手が汚れるし、下手をすると爪が割れる。

だけど、美味しいのです。

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