9月30日 アマランスパープル
9月30日
アマランスパープル
Amaranth Purple
#89438C
R:137 G:67 B:140
9月30日 アマランスパープル
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決してしぼむことがなく、永遠に色あせず、咲き続ける常世の花。
それが、まぼろしの花、アマランス。
昔、昔の人たちが、恋焦がれ、憧れた、まぼろしの花。
しかし、どういうわけか、今や、グルテンフリーの健康食品の名前になっている。
古代アステカ人の食料となっていたヒユ科の穀物らしい。
花からは赤色の染料が採れるのだそうだ。
太陽の神を信仰し永遠を願った古代の民。
その供物だったアマランス。
古代文明は滅びてしまったけれど、その民が食し親しんだ植物の赤紫の花は残ったのだ。
花の色は、時を越えるのかもしれない。
写真は、アマランス(アマランサス)の種子とスプラウト。
アマランスの花の紫色。
実際に花からも染料(ベタレイン)は採れますが、色名のアマランスは、合成着色料の赤色2号を示すことが多いようです。アマランスパープルは、1912年から記録に登場しているそうです。