9月4日 ビリジャン
9月4日
ビリジャン
Viridian
#006B35
R:0 G:107 B:53
9月4日 ビリジャン
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緑の瞳の悪魔。
美しく気位の高い、そのくせ、自分に自信が持てない彼女。
「誰か」の何かで在りたいのかい?
そんなの意味無いのに。
僕は、君の「誰か」にはなれないよ。
だって違うもの。
君に都合のいい「誰か」は僕じゃない。
緑の瞳の妖精。
ずる賢く嫉妬深い、そのくせ、あどけない顔で正体を隠している彼女。
僕が「特別」だからすり寄るんだろう?
そんなの意味無いのに。
僕が、「特別」じゃなくなっても好きでいてくれるかい?
そうじゃないだろう?
君が好きなのは「特別」である僕なんだ。
写真は、緑色の文房具。
3価のクロム化合物を含む顔料の緑色。ビリジアン表記も。
1859年にフランスで発見され、主に絵の具や塗料などに使われています。
発見者の名を取ってギネーグリーン(Guignet's green)と呼ばれることもあります。
ラテン語のヴィリジス(viridis、緑)が語源。
小学校などで使われる水彩絵の具のセットに、なぜか入っているビリジャン。
これ理由があったのです。
水彩絵の具は混ぜて色を作ることができる画材。
しかし、混ぜて作るのが難しい色もあって、ビリジャンはその混ぜて作ることが難しい色なのです。
12色の色は、混ぜて作れない、あるいは混ぜて作るのが難しい色が優先的に選ばれているのだとか。
「ビリジャン」+「きいろ」→「みどり」
「あお」+「あか」→「むらさき」
「あか」+「しろ」→「ももいろ」
この逆は、ちょっと無理なのです。そういうわけで、ビリジャンが「みどり」の代わりに入っているのです。
本文は……。
ビリジャンと、マイ〇ーの曲名、音が微妙に似てるかなって……。日本語訳じゃないです。
あと、シェイクスピアが『オセロ』の中で、green-eyed monsterっていう表現を使ったことから、「嫉妬」は緑の瞳をしていることになってるんです。