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8月29日 ペールサルビアブルー

8月29日

ペールサルビアブルー

Pale Salvia Blue

#4B7CB6


R:75 G:124 B:182

8月29日 ペールサルビアブルー

*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*


その街は、どこもかしこも青い色なのだった。

それも、どうして、こんなことになったのか、パステルカラー調の青い色なのである。


世界には、街全体が青く彩られたというか、家々の壁だったり屋根だったりが青く塗られた街がいくつかあるらしい。

中には、アニメ映画の宣伝のために一時的に青く塗っただけ、のはずが、期間が過ぎても青のままでいいや、となってしまったところもあるらしい。事実は何とか、といったところである。


この街が青い理由は、はっきりしない。

いくつか説はあるようだが、決定的なものではないようだ。

虫除けのためとか、白い壁だと眩しいからだとか、宗教的な理由からだとか。

何にしても、不思議な青い街なのである。

挿絵(By みてみん)


写真は、モロッコの青い街シャウエンの街角。


ブルーサルビアの花の青色。

ブルーサルビアは花の期間が長いため、花壇などによく植えられているようです。


シャウエンはモロッコ北西部にある都市。

迷路のように入り組んだ旧市街は壁という壁、家々の扉、更に路地や階段までも青く塗られているそうです。


シャウエン以外にも、インドのラジャスタン州、タール砂漠への入口の街ジョードプルはブルーシティとして知られています。ここは、害虫駆除のため化学塗料を塗ったところ、ライム色の壁が青く変色してしまったために、意図せずに青い街になってしまったそうです。


さらに、チュニジアの首都チュニスの北東約20kmにあるシディ・ブ・サイドは、カルタゴとチュニス湾を見下ろす断崖の上にあり、青と白に統一された美しい街並みで有名です。


本文にも書いた、アニメ映画の宣伝で青くしてしまったのは、スペイン南部のアンダルシア地方にあるフスカルという村。建物は伝統的に白塗りでした。が、青の妖精「スマ―フ」の映画の公開PRのために村中を青く塗ってしまったという……。

期間が過ぎたら白に戻すはずが、観光客が増えたことで、そのまま青でということになったらしい。

村のいたるところにスマーフのイラストが描かれているそうです。


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