1月23日 露草
1月23日
露草
つゆくさ
#38A1DB
R:56 G:161 B:219
1月23日 露草
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朝、草むらに、青い花を見つけると、ちょっと得した気分になる。
昼過ぎにはしぼんでしまう儚い青。
ツユクサの青は、付いてもすぐに色が褪せてしまうらしい。むしろ、それで重宝されていて、着物などの染めの下絵に使われるという。
美しいけれど、あっという間に消えてしまう、幻のような青。
昔から多くの日本人が、この小さな青い花に心惹かれる理由はそこにもあるのではないだろうか?
ツユクサには別名が多い。
その青と、友禅染の下絵に使われていることが関連していると思われる呼び名が、「青花」「藍花」「縹草」「移草」「月草」「鴨頭草」。
捕まえたホタルと一緒に籠に入れる草という意味で、「蛍草」。
花の形から、「帽子花」。
花の形、どことなく、ディズニーのねずみの耳に似ている気がするのだ。
写真は、ツユクサの花。
ツユクサの花のような明るい青色。
ツユクサは、英語でも、花の咲いている時間の短さからdayflower と呼ばれているそうです。