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7月21日 ハバナローズ
7月21日
ハバナローズ
Havana Rose
#C56950
R:197 G:105 B:80
7月21日 ハバナローズ
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サン・クリストバル・デ・ラ・アバナ。
それが、この街の名だ。
ヘミングウェイが愛し、20年以上の長きに渡り、暮らした街。
彼の暮らしたフィンカ・ビヒア。
そこには今も、『老人と海』を書きあげた部屋が残されている。
一文字一文字紡ぎ出した、彼の相棒であるタイプライターが、今も静かに置かれている。
そして、敷地内には、やはり、彼が愛した猫たちの眠る墓が並んでいる。
この街は大人の街だ。
バーに入れば、漂う微かな葉巻の香り。
その褐色が彩るのは、古き良き時代の空気を残す風景だ。
写真は、くすんだ色のバラの花。
ハバナ産葉巻の茶色みがかったローズ色。
検索をかけてみたけれど、ハバナローズという名のバラは見つかりませんでした。
San Cristóbal de La Habana
現地公用語のスペイン語だと、これが正式な名のようです。