7月15日 ペールモーベット
7月15日
ペールモーベット
Pale Morbet
#B370A6
R:179 G:112 B:166
7月15日 ペールモーベット
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最近、薄い紫色の洋服や小物がよく目に付くような気がする。
好きな色ではあるのだが、自分に似合うか? と考えると手が出せない。
ピンク系統の可愛らしいものも似合っていない気がするが、紫は、身に付けると何だか不健康そうな感じに見えてしまうのだ。
いつも利用しているお店の店頭に、ペールモーベットのロングスカートを纏ったマネキンが立っていた。
あ、素敵!
1回くらいチャレンジしてみても?
いやいや、これは駄目でしょう。こういうのは、スレンダーな子じゃないと。
私は逡巡したものの、試着だけなら、とスカートの掛けられたステンレスのバーを探してみる。
サイズはあった。
そして、同じデザインの紺色の無難なものと2つ一緒に抱えながら、試着室へと向かった。
写真は、シラネアオイ。
淡く明るめの紫色。
モーベットというのは、モーヴとともに、ゼニアオイの花の色を示すそうです。
1856年、コールタールからマラリアの特効薬を作り出そうとしていたウィリアム=パーキンが偶然発見した紫色の染料の色に名付けられました。
19世紀後半に流行ったそうです。
シラネアオイはゼニアオイとは全く違う種なのだけれど、ゼニアオイの花より、色が近く見えてしまったので……。