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7月15日 ペールモーベット

7月15日

ペールモーベット

Pale Morbet

#B370A6


R:179 G:112 B:166

7月15日 ペールモーベット

*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*


最近、薄い紫色の洋服や小物がよく目に付くような気がする。

好きな色ではあるのだが、自分に似合うか? と考えると手が出せない。

ピンク系統の可愛らしいものも似合っていない気がするが、紫は、身に付けると何だか不健康そうな感じに見えてしまうのだ。


いつも利用しているお店の店頭に、ペールモーベットのロングスカートを纏ったマネキンが立っていた。


あ、素敵!

1回くらいチャレンジしてみても?

いやいや、これは駄目でしょう。こういうのは、スレンダーな子じゃないと。


私は逡巡したものの、試着だけなら、とスカートの掛けられたステンレスのバーを探してみる。

サイズはあった。

そして、同じデザインの紺色の無難なものと2つ一緒に抱えながら、試着室へと向かった。

挿絵(By みてみん)

写真は、シラネアオイ。


淡く明るめの紫色。

モーベットというのは、モーヴとともに、ゼニアオイの花の色を示すそうです。

1856年、コールタールからマラリアの特効薬を作り出そうとしていたウィリアム=パーキンが偶然発見した紫色の染料の色に名付けられました。

19世紀後半に流行ったそうです。


シラネアオイはゼニアオイとは全く違う種なのだけれど、ゼニアオイの花より、色が近く見えてしまったので……。

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