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5月13日 枯草色
5月13日
枯草色
かれくさいろ
#E4DC8A
R:228 G:220 B:138
5月13日 枯草色
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その昔、季節季節の楽しみとしての自然散策に、春の花見、秋の紅葉狩り、冬の雪見と並んで、枯れ野を歩く、というものがあったらしい。
晩秋から初冬の、草木の枯れた殺風景な野原を歩く。
空はどこまでも高く、足元は枯草のカサカサという音、静けさの中に鳥の声が遠く近くに聞こえ、時折、風が通る。
なんとも、わびさびの風流な世界である。
枯れ野は、春先になると、その下から新しい芽吹きが始まる。
枯草は、生命を育み守る布団のようなものなのだ。
枯れた草のような薄い茶色。
「枯草色」を検索すると、「タミ〇」などプラモデル関係が上位に上がってくる傾向がある。
どうも、迷彩色の一種のようだ。
枯草色、草色、赤土色の3色がセットになっているようである。