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5月12日 シャルトルーズイエロー

5月12日

シャルトルーズイエロー

Chartreuse Yellow

#E3E548


R:227 G:229 B:72

5月12日 シャルトルーズイエロー

*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*


「う゛あぁぁぁぁぁぁ。」


すんでの所で、どうにか持ち堪えたが、既に限界に近い。

体力も魔力もギリギリまで削られてしまっている。

立っているのがやっとの状態。息をするたびに肩が大きく動いているのが自分でも分かる。


「下がって!」


俺を庇うように、緋色の髪の女剣士が前に立ち塞がる。


「す、すまねぇ。」


俺は、素早くエリクサーの壜を開け、その黄色の液体を口に含んだ。すると、その液体の力によって、俺の体の奥底から、再び湧いて出るような熱が引き摺り出されてきたのだった。

挿絵(By みてみん)


写真は、黄色い液体。


実在するエリクサー、シャルトルーズは、シャルトルーズ修道院内部で製造されてきた薬草酒で、その製法や原材料は門外不出となっているが、130種の薬草を使用すると言われている。

シャルトルーズには、「シャルトルーズベール」と呼ばれるアルコール度数55度の緑色のもの、「シャルトルーズジョーヌ」と呼ばれる甘口でアルコール度数43度の黄色のものがある。

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