表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
130/366

5月9日 パラキートグリーン

5月9日

パラキートグリーン

Parakeet Green

#2CB232


R:44 G:178 B:50

5月9日 パラキートグリーン

*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*


動物園に来たのは、かなりの久しぶりだった。最後に来たのは10年以上前だったと思う。

動物は好きだけど、わざわざ、ここに来るほどでもない。

だいたい、1人で来るような場所でもないし。


だから、記憶もかなり曖昧だった。

入口を入ってすぐの所には、大きな檻があって、色鮮やかなインコやオウムが入れられていたような気がしていたのだけれど、そんな檻はなかった。


入口から入ってすぐの所に実際にあったのは池だった。

池には、手漕ぎボートに乗った家族連れや、デートとおぼしき男女が見え、やっぱり1人で来る場所ではないと実感。それを横目に、私は、ボート乗り場と書かれた看板の出ている方とは反対の道をずんずん歩いていった。

しばらく歩くと、円柱形で背の高い檻が建っている場所に出た。そこには、青や緑、赤などの鮮やかな羽根を持つ鳥たちがいた。

どうも、記憶にズレがあるみたい。

鳥たちは、鮮やかすぎて、自然というより人工物のような感じさえするのに、動物園特有の臭いが、やはり生きものなのだと主張しているようだった。

挿絵(By みてみん)

インコやオウムの羽根の緑色。

鮮やかな色と配色が印象的。


こういう鳥も野生で暮らしている場所だと、群れをつくるのだろうか?

これだけ派手だと、天敵にも見つかりやすそうに思うけれど、問題ないのだろうか?

日本の平均気温が上がって、逃げ出したペットの鳥が野生化したというニュースも聞くが、こんな鳥の群れが日本の空を飛んでいたら、びっくりするだろうな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ