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1月1日 純白
1月1日
純白
じゅんぱく
#FFFFE5
R:255 G:255 B:229
1月1日 純白
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天上の高い所から、全てのけがれを覆い隠してしまうかのように、次から次へと、真白いものが降りてきた。
ただひたすらに、静かに、そして確実に。
地上は低い平地も、家々の屋根の上も、公園の遊具やベンチの上も、丘も、山も、みな、白いものの着地場所となった。
どこか遠くで鐘の音がする。
静まりかえった夜の街に、何かの合図のような鐘の音。
もう少ししたら、人々の騒めきと、靴音と、おめでとうの挨拶で溢れるはず。
それまでの僅かの時間、世界は純白に生まれかわるのかもしれない。
写真は、雪の積もった林。
全く混じりけのない完全なる白色。
可視光線全てを反射する物体の色という概念。
ただし、そのような物は現実には存在しないと考えられています。
というわけで、けがれのない、清らかな、“理想”を色の名前としたものと言えるのではないでしょうか?