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いつかこの日がくるのはわかっていた
わかっていたが、こないことを祈っていた
はやすぎる
何もかもがはやすぎる
どうか諦めてくれ
無かったことにして、おまえの普通に帰ってくれ
できないだろう
できるはずもないだろう
だが、願わずにはいられない
この残酷な願いが届くのならば
もう一度だけすべてを忘れてくれ
おまえ自身のために
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