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破壊の魔王  作者: Karionette
復興編 第三章 再会
195/339

01




情報屋の助力もあって、 ルナティクスの復興は急速に進んだ。 物資も技術者も揃い、 街が出来上がる見通しくらいはたった。


ルナティクスは空き地だらけの方が良い。

重要な施設だけ作らせたら、あとはここで暮らす奴らに任せよう。 俺がやるのは基盤作りと、魔力を死ぬほど集める仕組みと、 あとは………まぁ、一応安全面を構築するだけだ。



「で、銀。 どうだ?できなくはねぇだろ?」


『考えさせろ』



へぇ。 銀が即答できないのは珍しいな。 俺の依頼はそこまで難易度高かったか?



「そりゃあ……いくら銀さんでも難しいんじゃない?」


「なにが?」


「街を常に移動させるなんて」



そうだろうか。

今回、ルナティクスが壊される原因となったのも、あまりにもこの場所が有名になって位置がバレたからだ。


なら、常に動いて的を絞らせなければいい。

なんなら空や海からここに到達できないようにすれば尚いい。


となると、一般人がどうやってここにくるか、だ。

距離の離れた場所での転移魔法陣は、技術の流出の危険がある。 それに魔力の使用が必須であることを考えると現実的じゃない。 移動できたところで魔力切れの廃人が来ることになる。そんな生産性のないモノはいらない。



「ゼロさん、おじさんだよ!」


「だよな。 俺もそう思ってた」



どこぞの馬鹿の息子が連合入りしたんだもんな。 あいつらの足を有効活用してやろう。



「それじゃ熊おじさんに連絡とろう!」


「そうもいかねぇよ。 暫く俺の魔力は使えない。 誰かに探知されたらめんどくせぇからな」



生存報告を兼ねて、集めてみるか。



「情報屋を呼べ。 あいつを使う」




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