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異世界と私と精霊  作者: 朱鷺
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ステラ学園


早いものであれから3年。私とアヴィル様の婚約は成立しました。

それからはアヴィル様のアプローチがどんどん過激になって来ました。隙あらば抱きしめようとするし…

そうだよね…13~17歳ってめっちゃ思春期、多感な時期なんだよね。でも私は中身はそれなりに(精神年齢)大人だからなぁ…。そういえばこの世界に反抗期はあるのかしら?


「レイン、入学おめでとう。しっかり勉学にはげむのだぞ」

「おめでとう、レイン。」

「ありがとうございます。お父様、お母様」

「レイン、何かあったら僕のところにくるんだよ?」

「はい。お兄様」

『学園かぁ~どんなことが待ってるか楽しみだね♪』


そう、私は13歳になりステラ学園に通うこととなった…

期間は5年13歳から17歳の王族・貴族・一部魔法が使える平民が通う学園だ。

アヴィル様もお兄様も通っているので少し安心だ。

アヴィル様は現在17歳5学年、お兄様は16歳で4学年、アヴィル様の異母弟のカイル様が15歳で3学年にいらっしゃる。この学園では貴族のマナー・ダンスや、魔法学・魔物討伐など様々なことを学ぶ。国に仕える為の学校なのだ。



今日は入学式…馬車に乗りお兄様と学園に向かっていた…

「レインと同じ学年にはアヴィル様の妹、サナリア様と異母弟のダリル様がいらっしゃるね」

「そうですね。お会いするのは久しぶりなので少し緊張します…」

『あのお姫様面白いよね~』

「レックス、姫に面白いなんて…」

「まぁサナリア様を加護している精霊様がとても愉快な方だから影響されてしまったのだろうね」

お兄様は苦笑いしながらそう言った。

サナリア様の精霊様は確かに愉快な方だ…なにかと私たちを笑わせてくる。レックスともとても気が合うみたい。

『まぁ、いろいろ私が仕込んであげたからねぇ~』

楽しそうにレックスが言った。


「仕込んだ…?」

『うん♪前の世界の漫才?教えてあげたんだ~』

ちょっと!なに教えてんのよ(汗)

「…まんざい?」

『あと、ノリツッコミ?』

ああああ…お兄様の頭にクエスチョンマークが見えるようだわ…


『まぁ、サナリアとカリーナが二人で特訓してるはずだから会うのが楽しみだなぁ~♪』

カリーナ様はサナリア様の加護精霊様で属性は風。風の属性の精霊は楽しいことが大好きな性格のようです。

というか、レックス本当に何やってるのよ…サナリア様はお姫様なのよ?


『そういえば、ダリルもサナリアと一緒に特訓はじめたって言ってたなぁ~トリオってやつかなぁ~』

…アヴィル様ごめんなさい。私にはレックスを止めれません(泣)


アヴィル王子の年齢間違えてました(汗)

レインとは4歳違いました…

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