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15day1

 目の前にあるノートパソコンで文字をうつ。

「はぁ」

 ため息とは裏腹に仕事で鍛えられた指は、ためらいなく動いていく。これは夢だ。

「こんなことやっていいのかな」

 そう言いながら、ノートパソコンに接続されたスキャナー付きのプリンターで、1冊の本のページをコピーしていく。

「けどなぁこれはなぁ」

 そして持ち込んだUSBメモリーから画像を取り込み、本の画像と比較しやすいようにレイアウトを決めていく。

「一応作っているけど」

 今作っているのは、警察にもマスコミにも渡すかもしれない文書、言うなれば告発文、正確に言うなら内部告発文書だ。これは夢だ。夢なんだ。

「まぁ今のところは保存しとくか」

 そうして僕は、その文書をUSBメモリーへと。


「………………はぁはぁはぁ」

 目が覚めるとそこは、山口が生活の拠点としていた場所であった。昨日はここまでたどり着いたところで力尽き、そのまま眠ってしまっていた。紗枝と菜々美はまだ眠っている。

「はぁなんか食べよう」

 もう1度眠る気にはなれず、先に食事を済ませてしまおうと、リュックから固形食料を取り出し開ける。中身は4本の棒状のものが入っており、それを食べる。少しパサパサしているがなんなく食べきる。

「普通に美味しいな」

 このシュミレーターに参加する以前も食べていたものと同じで味は変わらず、むしろ空腹のためか余計に美味しく感じた。食べ終わり、食べかすを外に投げ捨てると同じくらいのタイミングで紗枝達が目を覚ます。

「あなた、んん、おはよう」

「パパおはよ~」

「うんおはよう」

「それであなた今日はなにをするの」

「ひとまず武器見に行かない」

「ええ」

「うん」

 そう言うわけで上の階に上がる。そこは鍵はかかっておらず簡単に開いた。

「パパ銃があるよ」

 菜々美が言うように2丁の銃があった。1丁は木が多く使われており、大きなスコープがついている。だがそのスコープは銃の真上ではなく、少し左側に寄ってついていたが、スナイパーライフルと呼ばれるものだろう。もう1丁は前にみたAKと同じような形なのでアサルトライフルであるはずだ。そして銃弾が黒いものに挟まれているのとマガジンがそれぞれ6つずつある。

「なんだろうこれ」

 黒い物を手に取る。銃弾であることとスナイパーライフルに使われると言うことはわかるのだが、使い方がわからない。だがそれももらっておくことにする。

「でこれを」

「あなたが持ってて」

「パパが持ってて」

 と言うわけで僕が2丁とも持つことになった。

「じゃあ帰ろうか」

 目的地を船に定める。

「そうね、あなた」

 簡単に決まり、移動することとなった。

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