7day3
「さてと、どうするか」
ラジオ局の前で待機すること30分、状況は変わらない。
「どうするか、選択肢は何があるんだ」
「進むか戻るか、あっ石井に連絡とるのはダメな、あいつは絶対に進めとしか言わない」
「つまり戻るとなると」
「あの場所にはいづらくなるだろうな」
選択肢はどちらも不利益を被りそうだ、進むとなるとかなりの高確率で襲われ、戻るとなると変える場所を失う。
「けど井上は関係ないんじゃない」
「バイクをあの場所においてきてるから、取りに戻らなくちゃならないよ」
その時にいちゃもんをつけられ、バイクを奪われることが考えられた。
「なあ、何か理由があれば戻ってもいいんじゃないの」
「予備部隊なんだから俺たちでどうにかしなくちゃならないんじゃないか」
「それに、もしかしたらお宝も眠ってるかもな」
みんなが好き勝手に言い合ってる。
「よし聞いてくれ、半分は中に入り、もう半分は外で待機、それで中の組は30分を目処に外と連絡。もし途切れたら45人の戦力を突っ込んでも制圧不可能という名目で撤退これでどうだ」
「分かったがどうやってその待機と侵入に分けるんだ」
「誰かコインを持ってないか」
「メダルでいいなら」
ポケットに閉まってある、メダルを斎藤に渡す。
「じゃあ1人1人コイントスして数字の方が侵入、文字の方が待機にしよう。じゃあまずは俺から」
斎藤がメダルを指で弾き、手の甲で受け止める。
「文字か、よっしゃ次井上な」
斎藤がメダルを渡してくるので、斎藤と同じようにメダルを弾き、手の甲で受け止める。そして見る。
「数字か」
侵入する方に決まる。
「次紗枝」
「私侵入でいいよ」
「侵入の方ならまあいいかなら次」
そんな感じでどんどんと決めていき、決まる。侵入班は僕と紗枝、それとサブマシンガン持ちと残り男2人となった。
「そんじゃあ井上頑張れよ」
残りのメンバーに見送られラジオ局に入っていった。




