5話 覚醒
ナサリーは立とうとするが壁に打ちつけられたダメージは大きく、地面を這いつくばっている。
「ナサリー!」
そう叫び駆け寄ろうとするがヘンデルの剣撃に襲われる。
「ぐっ」
痛むがすぐに再生する。
「くそ、厄介だなその能力。だが回復が尽きるまでなぶり殺してやる」
複数の剣撃が俺に浴びせられる。が、すぐに再生する。腕がとれたりもして出血もまずいがそこは大丈夫そうだった。血は再生とともに補充されているようだ。
しかしこの状況を打開する術がない。ナサリーは起きれそうになく。俺は戦力外。援護は来ればいいが期待しないほうがいいだろう。戦力外でも俺がなんとかするしかない。そのときだった
「さっさとスキルをよこせ!」
そういいヘンデルが俺に突風をぶつけてきた
その瞬間。俺の肋骨が折れる音がすると同時に力がからだの奥から湧いてきた。
「何だ!?」
ヘンデルも俺の様子の変化に動揺している。
水を凝縮し、打ち出すイメージで水を出す。すると高水圧ビームを出せた。しかしそれをヘンデルはかわし、間合いを詰めてくる。しかし俺は高速水流で刀を作り牽制する。
間合いを空けたヘンデルは突風を放つが俺も高水圧ビームで応戦する。がしかし押し返される。
「うわっ」
それをなんとかギリギリだが避ける。
そろそろ疲れてきたから勝負を決めたい。ならばここは
「いけっ。水刃!!」
水の刃で攻撃した。精一杯の一撃を手から放った。
しかし、ヘンデルには全く効かずカウンターの風刃をもらってしまった。