山本太郎や立花孝志が日本の支配者になっていく理由
今の時代、なぜ山本太郎や立花孝志なんてのが、あんなに支持されているのか?
一言で言えば、「哲学のない世の中になった」からだと感じる。
もっと言うならば、「テレビが哲学を語らなくなった」のが大きな原因だと、テレビを話題にしない人が増えた現代社会を痛感している。
我々50歳前後の世代までは、バブルで忙しい親世代の代わりに「テレビが子供だった俺たちを育てた」のだ。
テレビ画面から、タレントたちが熱々とテレビを見ている人たちに哲学を語っていた。
ところが今どきの若者は、「ワンピースを見て感動した!」とか「ユーチューバーを見て感動した!」などと言う。
テレビから得られる哲学がなくなり、漫画やユーチューバーが若者に哲学を語ってくれる時代になったのだ。
テレビに出てくるタレントなども、マツコ・デラックスみたいに、「立花なんて」と否定しかできない劣悪な人間だけとなり、逆に反発されてしまっている。
昔のテレビタレントならば、山本太郎や立花孝志を圧倒するぐらいの迫力で、もしもマツコ・デラックスみたいなことをやらかしても大丈夫だっただろう。
ただ、今の時代のテレビは山本太郎や立花孝志やユーチューバーの迫力程度で圧倒されてしまうほど、ダメダメになってしまっている。
国民は、ヒトラーみたいに熱々と語り掛けてくれる人を待っているのだ。
言っておくけど、俺は山本太郎や立花孝志は支持していないよ?
しかし、残念ながら、今のテレビや政治家には、彼らほどの熱量がない。
全米ライフル協会が250万人で、アメリカでは巨大な票田として影響力を持っている。
山本太郎や立花孝志は、それぞれ100万票近くを獲得したと聞く。
二人合わせて、ライフル協会並みの得票だ。
更に言うと、アメリカは日本の人口の二倍だから、100万票でライフル協会並みの票田だ。
単独個人で、彼らは全米ライフル協会並みの破壊力を持っているから、なめられない。
アメリカでトランプが独裁者のようにふるまって、大好評である。
そのように、ヒトラーのようにふるまうのが今の選ばれる政治家のトレンドである。
次の衆議院選挙に向けて、このままだと山本太郎や立花孝志は1000万票ぐらい取る危機感を持て!
NHKが消し飛ぶぐらいでは済まなくなってくるよ。
それぐらい、日本人は山本太郎や立花孝志みたいな人間を支持しないといけないぐらい心が弱っている。
山本太郎や立花孝志が悪いのではない。
日本人が彼らを支持するしかないように弱らせたNHKたちテレビ、あるいは政治家たちが悪い。
与野党の既成政党が存在できるのも、次の衆議院選挙まで。
次の衆議院選挙の頃には、第2・第3の山本太郎や立花孝志が名乗りをあげてくるだろう。
今の与野党やテレビは弱すぎる。
この前の同窓会で、日教組で暴れていた恩師たちと飲んだけど、彼らが支持している野党の事を「弱い!」「弱すぎる!!」と嘆いていましたね。
なぜ、野党は山本太郎や立花孝志のように、国民に熱っぽく語り掛けられないのか?
だから、お前ら野党は国民に支持されないで、山本太郎や立花孝志のような野党が支持されるのだ。
ヒトラーが支持されたのと同じ理由だと思う。
ヒトラーは凄く熱っぽく大衆に語り掛けていた。
山本太郎や立花孝志も、熱っぽく大衆に語り掛けている。
熱を失った既成政党たちにはできていないことだ。
そして、最近のテレビのように「否定したり」「嘲笑したり」するようなものに国民はうんざりしている証拠だろう。
そろそろ考え直さないと、参議院選挙での山本太郎や立花孝志が、最後の一人ではないからね。
何十人、何百人という山本太郎や立花孝志が、次の衆議院選挙では立候補するだろう。
そうなれば、日本は……。
山本太郎や立花孝志みたいなのは、いつでも始末できると支配者層はそう思っている。
ヒトラーの台頭の時のドイツの支配者層も、最初はそう思っていた。
最近のヒトラー突撃隊ならぬ、立花孝志突撃隊100人がテレビ局に殺到したとか?
もう、過去の歴史の通りに、ワンパターンに物事は進んでいるから。
山本太郎や立花孝志に負けている程度の大人たちよ、もうちょっと頑張りなさい!