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最後まで抗い続けた英雄の物語  作者: 夏蜜柑
第一章〜籠の中の英雄〜
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キャラ紹介と用語説明

セリム 男 23歳

セブレイス王国騎士団の団長、得意武器は拳と剣。

一人称は基本俺。二人称は男相手にはお前、女相手にはあんた。

人との約束を破る事を嫌う。黒茶色の髪と、珍しい金色の瞳を持つ。

サキュバスとウンディーネと契約をしており、契約の代償は左目。故に契約の刻印は左目の眼球。

幼い頃、人を殺す事を至高の喜びと感じている母親に強制的にサキュバスとウンディーネと契約を結ばされた。人が死んだとしても何も感じない。

ボレアフィリアという、殺すか殺されるかという生きるか死ぬかのギリギリの緊張感に性的興奮を感じる変態。殺戮愛好家、戦闘マニアでもある。だが、その反面非常に常識的で、王族への対応の仕方もよく知っている。戦場でひたすら死体を切り刻んでいた。味方ですらも斬り殺した…………などの噂があるが大体あっている。

なお、辛い物は苦手で甘い物が好物である。


サキュバス

獲物の心を捕らえるため、その人にとってもっとも魅力的な姿となって現れるとされる。しかし本来の正体は“醜悪な容姿の女性怪物”であり、魅力的な美女に見えるのは“狙われた男性が理想とする女性の姿を模して夢の中に現れる”ため。

夢の中という無防備な領域に侵入してくる故、男性が彼女らから逃れることは非常に難しい。人間時には、美しい桃色の髪を持った小さな翼が生えた女性になる。

武器化すると“夢魔の哀しみ”という槍になる。

技『夢魔の微笑』

効果:相手の記憶を消すと共に、精力を吸い尽くすもの。精力が吸えるのは男に限定される。


ウンディーネ

湖や泉などに住んでおり、その中を自在に泳ぎ回ることができるという。性別はないが、ほとんどの場合美しい女性の姿をしているといわれる。

人間の目には映らない。

おっとりとした(嘘)性格をしているが、怒らせるとその鋭い氷の刃等でで攻撃してくる。人間時には、水色の髪をしたレインコートを着た少女になる。

武器化すると“水魔の鎖”という鎖でできたグローブに変わる。攻撃する方もされる方も痛い。

技『水魔の叫び』

効果:数メートル先までのものを全て消し去る。たまに消し去れない魔物もいる。


ステラ 女 21歳

犬狼族の女性、得意武器は槍と弓。

一人称は私。二人称はセリム相手には教官、それ以外の人には貴殿やお主。

身分に対して、態度が少し変わる。威張り散らしている王族に対しては冷たく、貧しい者には優しい。豊かな銀の髪に少しだけ青い髪が混じっていて、目の色は緋色。

アルラウネと契約しており、契約の代償は魔力。契約の刻印は左手の甲。

非常に疲れやすい為、すぐに倒れてしまうが、力はそこそこ強く魔力も異常なくらい多い。魔力はなくなった先から補充されていくので、代償として全く成り立っていない。

産まれてすぐに捨てられたので、物心ついた頃には通りすがった旅人を襲い、その持ち物を奪うという事を覚えていた。

ある時、とある貴族に出会いその貴族に助けてもらうが、すぐに死んでしまった。今は、一人で森の中に住んでいる。

魔力は常に体内から出していないと、暴走して身体の中にある魔力全てを出しきるまで、止まらない。貴族が死んだのも魔力の暴走によってだと思う。

また、召喚士(サモナー)としての才能もあり、魔力を大量に集めても壊れない魔道具と材料さえあれば何でも召喚できると言われている。


アルラウネ

植物から生まれた森の精とも言われる大地に咲く一輪の花。少女の甘い香りに誘われて近づいた物は鋭いツルで息の根を止める。

薄いピンクの大きな花弁、緑色の肌に金色の巻き毛が特徴的。上半身は裸だ。ちなみにこいつの性別は男。期待したヤツドンマイ。

人間時には金色の髪に、頭にピンクの花をつけている少年に変わる。

武器化すると“緑の棘”という槍に変わる。見た目は一本の太いツルに花があちこちに咲いている。

技『死招きイバラ』

効果:相手の体を刺すと同時に、綺麗な棘が何個も飛び出し、血の花が咲く。殆どの魔物は即死だ。


オルフェ ? 5歳

天空を舞う聖蝶と人間が産んだ子供。得意武器は短剣とメイス。一人称はオルフェ。二人称はおねえちゃんとおにいちゃん。友達が傷つくのを極端に嫌がる。黄緑色の腰まである髪と、濃い緑の瞳。耳は美しい羽となっている。

クーシーと契約していて、契約代償は心臓。刻印は左足全体。何故か盗賊の証を手に入れている。

聖蝶の血を色濃く受け継いであるので、風が吹いていれば魔法を使わなくても空を飛べる。また、聖蝶の印がその瞳の中に刻み込まれてる。

両性具有であり、母親がきみ悪がったため捨てられた。自分の過去にはあまり興味がなく、難しいことを考えるより『オモチャ』や『オニンギョウ』で遊ぶ方が好き。

ちなみに移動手段は、セリムに抱っこしてもらうか、クーちゃんに乗ることらしい。


クーシー

風の化身とも言われる幻獣族の一匹。その速さは一時間ですべての大陸を2周できるとも言われてる。その獣を見ることが出来たものはそうそういないらしい。

赤い瞳には契約の刻印が刻まれている。また彼一人だけが、ずっと姿を人間の前に現し続けてる。

適度な重さのオルフェを常に乗せて走っているので、体力はある。

武器化すると、“風神の姫剣”という斬られた箇所にバラの花が咲く短剣。

技『風獣の刃』

効果:素早い動きで作り出された真空の刃で敵を切り裂く。



『武器化』とは

契約した精霊、悪魔、天使が契約者の武器に変身することである。変身する武器の種類は契約した魔物によって、変わる。


『実体化』とは

契約者によって、契約した魔物などが人間の姿に変わること。契約者の力が足りない、もしくは魔物自体が奔放な性格の場合、勝手に実体化することがある。


『真の名』とは

魔物たちには、生まれると同時に真の名を神から授けられる。真の名があるということに殆どの魔物は気づかないが、高い魔力を持った上位の悪魔などはその存在に薄々と気づく。真の名を知ることができるのは高い知能と魔力を持った魔王のみ。魔王は、世界中の魔物の真の名がわかる。


暁毒姫(あかつきのどくひめ)』とは

即効性の猛毒が刃に満遍なく塗られており、触れたら最後死に至る。

毒を放つ貴重な鉱石が材料で、猛毒の炎で形を整形し、最後に蛇とサソリの毒とトリカブトの毒など様々な毒を混ぜ合わせた秘伝の薬を塗られている。

その刀は振るうだけでも、使い手の身体を蝕んでいき最後には惨めに死んでしまう。元々は、一人の刀鍛冶が気まぐれで作ったものだ。

伝説の毒の妖怪の羽が入っているとも言われている。

振るう者は、解毒作用のある薬湯を常に飲んでいるだとか。

はい、はじまりました。この小説には希望を持っちゃいけませんよ?

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