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『ヘビとワシと速記者』

作者: 成城速記部

 ヘビとワシが戦っていました。どちらもどちらを倒せるほどの決定打がないまま時間が過ぎていきましたが、ついに、ヘビがワシに巻きついて、ヘビが勝利するかに見えました。

 そこへ、たまたま速記者が通りかかり、けんかをいさめつつ、ワシからヘビをほどいて、両者を分けました。ワシは飛び立っていき、ヘビは、速記者を恨んで、速記者の水筒の中に毒を吐き込みました。

 速記者が、これに気づかず、水筒を口にしようとしたとき、急降下してきたワシが、水筒をはたき落としました。



教訓:速記者がワシに肩入れしたのが正しいかどうかはともかく、ワシくらいになると恩を忘れないし、ヘビくらいになると恨みを忘れない。


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