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摩訶不思議な話

不思議な影

作者: ナリチカ

第3話


わたしが中学1年か2年の頃、風呂が無い長屋に住んでいた。


いつも近くの銭湯に行っていたがある日、いつものように銭湯に家族で行く準備をしていると、母だけ夕飯の後片付けをしてから行くと言いだした。


その為わたしと、父、姉と3人で先に銭湯に行くことになった。


風呂から上がり着替えて帰ろうとした時、父を見るとまだ裸で近所の人と話しをしている。


先に帰ると伝え一人で家に向かうことにした。


家の前に着いた時、ふと外から中を見ると人影が動いていた。


母が何かをしているのかと見ていると、何やら両手を上下に振っている。

頭を傾げながら家の中に入ると、家の中には誰も居ない。


一通り家中を確認したがやはり誰も居ない。

確かに人影が見えた気がしたのだが…。


一度外に出て影が見えた場所に戻って確認すると、そこには影は無く、人影になりそうな物もない。10分ぐらいだろうか、玄関に行っては家中をぐるぐると確認していると父が帰ってきた。


父「お前何してるんや」


私「両手を上下に振っている影が見えたから、影の正体を確認する為にぐるぐる回っていたが誰もいないから裏口から誰かが出て行かないか見張っていた。」


すると


父「一旦中に入って誰か何処かに隠れて居ないか確認しよう。」


二人で家の中を確認して回たが、誰も居ないし異常も無かった。


わたしが見た人影は何だったのか、只の見間違えだったのか、今でも不思議に思う。


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