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女装趣味の私が王子様の婚約者なんて無理です  作者: 玉名 くじら
第2章

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01 プロローグ

読んでくださり、ありがとうございます。

現在、第2章執筆中になります_φ( ̄ー ̄ )


 私の名前はクリスティーヌ・オパールレイン。

 ダイアモンド王国の南の方のオパールレイン伯爵家の次女♂をやってます。


 ひょんなことから、この世界に転生したのだけれど、自由奔放な貴族らしからぬ家だったのか、転生した初日から女装して暮らしている。

 以前はクリストファーという名前だったが、女装して生きて行くと決めたので、家族の前でクリスティーヌに勝手に改名したけれど、一切反対されなかった。寧ろ、歓迎されてしまった。


 そんな頭のおかしい家族の元で、大好きなドレスを着ながら日々を暮らしていたのだけれど、やることがない。

 置いてある本は堅苦しい歴史書くらいしかなかったし、毎日深窓の令嬢をやっているのも飽きてしまったのも事実。

 庭でお母様とお兄様が剣の練習をしていたので、暇つぶしのつもりでやってみたけど、意外な事にあれよあれよと上達してしまった。正直腕前に関しては、お兄様抜いたんじゃないかなと当時は思ったものだ。

 しかし、午前は剣の練習。午後はお姉様から逃げ回るのも段々と飽きが来てしまった為、別の娯楽を作ってしまおうと考えた。


 そこで、この世界に無い前世の料理やお菓子、おもちゃなどを作ってみた。

 家族や使用人の方達にも好評だったので、広めてみてはどうだろうかという話になったが、領内の経済状況がそこまで良くなかったので、へたっぴなお父様に変わって、前世の知識を使って自分に都合のいいようにあれよこれよとやってみたら、国内でも一、二位を競うレベルで発展してしまった。


 しかしそれが良くなかった。

 発展した領内を視察したいと、第二王子のレオナルド・レッドグローリア・トリニティ・ダイアモンド殿下が来る事になってしまったのだ。

 しかも、何を勘違いしたのか、男である女装趣味の私と婚約を結んでしまったのだ。

 勿論、状況を把握しているお父様が反対してくれるだろうと思っていたのだが、押しが弱く言い切られてしまったとの事。その為、お父様より【私が男とバレずに婚約を破棄されなさい】という無理難題を吹っ掛けられたのでした。

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