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女装趣味の私が王子様の婚約者なんて無理です  作者: 玉名 くじら
第3章

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80 番外編10 メリーさん②


           *      


 「やった! やったわ。大成功だわ。私初めて泡吹いて気絶するとこ見ちゃった」

 「何言ってるんですか。結構ビビって、テンパってたじゃないですかー」

 「うるさいわねー。いいのよ。結果よければ何とやらよ。ところでちゃんと撮れたの?」

 「えぇ。バッチリです。でも、関係ない人も巻き込んじゃいましたね」

 「まぁ、何か言われたら、相手男爵家だし。うち公爵家だから何とかなるでしょ」

 帰りの車の中で、今回の戦果を話し合った。

 改善すべきところはあるけれど、九割方良かったと自負している。


 「よーし、このままの流れで、次はオパールレインに乗り込むわよー」

 「「おぉー」」

 「あ、でもちゃんと安全運転してね。事故ったら脅かすどころじゃないから」

 「分かってますよ、メリー様。でも、チャイルドシートに座ってると威厳も何も無いですね」

 「そういう事は言わなくていいのよ」

 やっぱり車はいい。日を跨ぐ前に余裕で到着した。


 裏口のある研究所の方から屋敷に入ったのだけど、たまたま夜更かししていたシド兄様とばったり会ってびっくりしたわ。

 でも、向こうは会うなりその場に倒れてピクリとも動かなかった。

 「やっぱり適度に休まないとダメね。過労で倒れちゃったわ」

 「いえ、メリー様を見て気絶しただけだと思いますよ」

 「あ、そっか。メイクしてたんだわ。忘れてたわ」

 「しっかりしてくださいよ」

 「あ、そうだ。この調子でムック兄様とスケキヨ兄様にもご挨拶したほうがいいわよね?」

 「出来ればカメラ回してる時にやってもらいたかったです」

 「さっきの撮ってなかったの?」

 「えぇ。不本意ながら」

 「じゃあ、次回にしましょ。今日は遅いから寝ましょうか」

 「そうですね」


 しかし、この後凄く後悔した。

 メイクを落とすのに、こんなに時間がかかるなんて思わなかった。

 メイクを落として、お風呂に入って、寝巻きに着替える頃にはもう、空の下のほうが白んできていた。

 今日はお昼くらいまで寝ましょうかね。子供だし許されるでしょ。

 そのまま、程よい疲労感ですぐに眠りに落ちた。


           *      


 私としたことが、失敗したわ。

 寝すぎてしまった。もう夕方になろうとしている。

 流石に今日は仕掛けられそうにないので、明日クリスへ仕掛けようと思うのだが、何故かソフィア姉様がずっとこっちを笑顔で見つめている。

 どうしたんだろうか。やっぱり私の可愛さに気づいて、私が一番だと認識してくれたのかしら?

 でも、どうやら違ったらしい。


 「ねぇ、メリー? 昨日何かなかったかしら?」

 「昨日ですか? ちょっと夜更かししてしまいました」

 「あら、そう? それだけ?」

 「はい」

 なんだろう。何を疑われているんだろうか?

 結局ソフィア姉様が何を言いたいのか、分からないまま眠りについた。



 さて。今日はクリスに恐怖を植え付ける日だわ。覚悟しなさい。

 「じゃあ、グリ、グラ、準備はいい?」

 「今日は前回より二割増しにしています」

 「え? 本当?」

 「あ、鏡は見ないほうがいいですよ? またお漏らしして、時間が押したら嫌ですからね」

 「し、しないわよ」

 「私としてはしてもらった方が、コレクションが増えるからいいんですけどね」

 「グラ、あなた……」「今なんて?」

 今、絶対に聞き逃しちゃいけないことを言っていた気がするが、今はそんなことよりクリスが優先だ。後でグラには事情聴取が必要ね。


 ということで、早速オパールレイン邸の裏側に車を止め、準備する。

 マーガレットのところと違って隠れる場所が少ないで、待機場所を探すのが大変だった。

 まぁ、暗がりの中屋敷の後ろ側なら気づかれないでしょう。

 では、早速クリスに電話をかける。


 プルルルル……プルルルル……。

 1コール、2コール……。5コール目でかかった。ふふふ。ショーの始まりよ。

 「はい、もしもし…」

 「私メリーさん。今エーレクトロン駅前にいるの」

 「あ、メリーちゃん? 一人じゃ危ないからちゃんと大人の人と来るんだよ?」

 心配されてる? てか、ちゃんと怖がりなさいよ。


 「……………。それはだあれ? 私はメリーさん。今エーレクトロン駅前にいるの」

 「気をつけて来てね」

 「…………………」

 ガチャッ―――――

 切ってしまった。こいつ話通じないな。


 「メリー様?」

 「なんか、調子狂う…」

 「次、頑張りましょう。ね?」

 「そうね。虚勢を張ってるだけかもしれないしね」

 「そうです。そうです」

 ポッと出のマーガレットと違って一筋縄ではいかないなと思った。


 十分後、再度クリスに電話を掛ける。

 「私メリーさん。今オパルス駅前にいるの」

 「あれ、早いね? 特急でも使ったの? 不安だから、うちの使用人と馬車を待機してるんだけど、分かる?」

 何だよこいつ。いい人かよ。調子狂うなぁ、もう。


 「………いらない」

 「え? こんな時間だと危なくない?」

 「……こっちで、用意してるから余計なお世話」

 「そう? じゃあ、気をつけてね。あ、ちゃんと大人の人いる? 出来れば変わってもらいたいんだけど…」

 ガチャッ―――――


 「め、メリー様?」

 ついついイラっときて、また切ってしまった。これは不審に思われるんじゃないだろうか? というか、もう私だって断定して話してるわね。

 だったらいいわ。自分が間違ってたって思い知らせてやるわ。

 「グリ、グラ、そろそろ行くわよ」

 「「はい」」


 屋敷の玄関前までこっそり移動し、物陰に隠れる。

 まずは門の前にいると電話しないとね。

 プルルルル……プルルルル……。

 「私メリーさん。今オパールレイン邸の門の前にいるの」

 「え? どこ? 見当たらないんだけど?」

 「…………」

 門の方を見るが、人がいそうな気配はない。というか、門まで結構距離があるし、本当にいるのかいないのか分からない。それに、実際立って待ってられたら困るわね。

 「…あれ、どうしたの? もしもしー…、もしもーし」

 ガチャッ―――――


 「メリー様、今回は切るの早すぎですよ」

 「そんな事より隠れるわよ」

 「ええっ!」

 玄関から少し離れた垣根に身を潜める。

 本当に門の前にいたなら、ここを通るはずだろう。

 しかし、十分、二十分と待ったが、誰も通らない。

 風に揺れる草木の擦れる音しか聞こえない。

 それに、屋敷の方も明かりが殆ど点いていないので、全体的に暗い。

 やばい。ちょっと怖くなってきたわ。


 堪らず、クリスに電話を掛けた。

 プル……。

 「はいもしもし…」

 1コール鳴る前にとられた。こっわ…………。

 「………ゎ、わた………、私ぃメリーさん………………。今…玄関の前にいるの……………」

 「……………そうなんだ。鍵は開いてるから、そのまま入ってきていいよ。あ、他の人は眠ってるから静かに入ってきてね」

 「……ぇ……、いいの?」

 「なんか人に見られたくないみたいだから、いいよ」

 ガチャッ―――――


 え……。もしかして、私誘われてる?

 そんなことないよね。まぁ、こんな時間だもの。たまたま、クリス以外の人が眠ってるだけよね。

 「メリー様、震えてますが大丈夫ですか?」

 「こ、これは武者震いよ」

 「そうですか。あ、私達もマスク被っていきますがいいですか?」

 そう言って取り出したマスクは、とてもグロテスクだった。


 「それ付けないとダメ?」

 「ダメじゃないですけど、一人より三人で怖がらせた方が、効果があるのかな、と…」

 なるほど一理あるわ。

 「分かったわ。でも、私の後ろを付いてきなさい。そして、絶対に私の前にその顔で出ないこと。いいわね」

 「「はーい」」

 随分と朗らかな返事をするものね。


 気をとりなおして、玄関の扉を開ける。

 広いエントランスホールは暗く、先の方まで見えない。

 「ねぇ、クリスの部屋ってどこだっけ」

 「確か、二階右側の真ん中辺りですね。外から見て唯一明かりのついてた部屋があったので、そこだと思います」

 「じゃあ、大丈夫ね。ふっふっふ。余裕ぶっていられるのも今の内よ。覚悟なさい。おーほっほっほっほ…」

 「メリー様、声大きいです。もう屋敷の中なんですよ、みんな起きちゃいます」

 「あ、ごめん…」

 「その笑い方はソフィア様そっくりですね」

 「あら、ありがと…」

 「(褒めてないんだけどなぁ…)」


 ほとんど真っ暗で何も見えないので、用意した懐中電灯を使って進んでいく。

 「いい? 絶対にこれを使って顔だけ写さないこと。分かった?」

 「「はーい」」

 「本当に分かってるのかしら…」

 ホラーゲームやってるのかしらってくらい、明かりのない廊下を進んでいく。

 横の扉からゾンビとか出てきたら、速攻で気絶すると思うわ。


 暫く進むと、一つ明かりの漏れた部屋があった。

 「(あの部屋ね…)」

 「(そうみたいですね)」

 「(じゃあ、掛けるわよ)」

 プルルルル……プルルルル……。

 あれ? さっきと違って、中々出ない。もしかして寝落ちしちゃったのかしら?

 20コールくらいかけてやっと繋がった。

 「(はやくとりなさいよ)…私メリーさん。今あなたの部屋の前にいるの」

 「……………………」

 あれ? さっきと違って返事がない。


 「私メリーさん。今あなたの部屋の前にいるの」

 「……空いてるから入ってきていいよ………」

 どういうこと? 勝手に開けて入っていいの?

 なんかルールに反する気がするけど、今更よね。

 そっと、扉を開けるその瞬間、部屋の明かりが消えてしまった。


 「にっ!」

 ちょっと、どういう事? 何で明かりが消えるのよ? 停電……じゃないわよね。

 驚きのあまり、強めにドアを押したのだけど、ドアに何か当たってる気がする。

 何回か開け閉めをするが、コンコンと何か当たる音がする。

 ははーん。もしかして、怖くなって扉の前に急いで何かバリケードみたいのを設置したのね。

 でも、ちゃんと置いてなかったからなのか、扉が開いちゃってるわ。とんだおマヌケさんね。さぁ、そのマヌケ面を私に拝ませて頂戴!


 思いっきり、扉を開けると、月明かりで部屋が薄っすらと明るく照らされていた。

 そしてそこには、首のない少女の体がベッドに凭れかかっていた。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」 

 声にならないとはまさにこの事だろう。


 よく見ると、さっきまで話していたはずのクリスであろう亡骸が力なく、血まみれでベッドに凭れかかるように座っていた。

 そして、恐る恐るドアの横を見ると、クリスに渡したはずの携帯電話と、生首が転がっていた。

 「ああああああああああああああああああああああっっっっっっ!!!!!」

 恐ろしくなって、転がるように部屋の外に飛び出す。


 飛び出した先で、グロテスクなマスクを被った二人を見て、さらに叫んでしまった。

 「うわぁあああああああああああああああっっっっっ!!!!!!!」

 「ちょ、メリー様、どうし…た…………ん……です…………」

 「ちょっと、グリまでどうした……の…………えっ………」

 三人で、部屋の中を見て、改めて絶句してしまう。


 「どう………して……」

 「そんな…………。だってだって……」

 「これ、切られて結構時間たってる………」

 グリが恐る恐るといった感じで生首の断面を見て言う。

 扉に当たったからだろうか、一部潰れてぐちゃぐちゃになっている……。おえっ……。吐き気と眩暈と耳鳴りがさっきから止まらない。

 じゃあ、私が話していた相手って一体………。


 ティントンティティトンティントンティティトン―――――

 私の持っている携帯電話が不気味な着信音を鳴らしている。何この不気味な音は…。

 それよりも、画面に表示されているのは『クリス』になっていた。

 クリスの携帯電話は地面に落ちたままだ。

 恐る恐る、ボタンを押し、耳に当てる。


 「ねぇ、ずっと待ってたんだよ? 遅いから、首が外れちゃた…」

 「きゃぁあああああああああああっっっっっ!」

 恐ろしくなって携帯電話を放り投げてしまった。

 尚も受話器からはクリスと思われる声が聞こえるが、そんな事どうでもいい。今すぐここから逃げ出さなくては…。

 そう思って震える足で立ち上がると、周りが異様に暗い気がした。


 途端に廊下と部屋の照明が点いた瞬間、顔がグチャグチャに潰れたり、裂けたりしたメイド達に囲まれていた。

 「「「うわぁああああああああああああああああああああああああああっっっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!」」」

 三人で抱き合い叫んでしまった。

 そして、さっきまで何とか我慢していたのだが、もう無理だった。

 あまりの怖さに失禁して、辺り一面水浸しにしてしまった。


 「あっあっ……ひっぐ……ご、ごめんなさい……ごめんなさいぃ……」

 ただ謝るしかできなかった。

 もう、どうしてこうなったのか全然分からなくなった。

 その場にへたり込んだら、どこからかソフィア姉様の声が聞こえた気がした。

 怖さのあまり幻聴まで聞こえるようになるとか、もうダメかもしれないわね。

 そう思って、何の気なしに顔を上げたら、ソフィア姉様の顔が私の前にあった。

 どうやら、私と視線を合わせるため屈んでくれたようだ。


 「そ、ソフィア姉様ぁあああっ………………」

 「もう、そんな怖い顔で泣かないでよ。こっちの心臓が止まりそうよ」

 そうだった。クリスを脅かすために、特殊メイクをしていたんだった。

 あ、そうだクリスは……。

 「ソフィア姉様…、クリスは……」

 ソフィア姉様は、ふふっと笑うと、立ち上がり横にずれた。

 「ちゃんといるわよ」

 そこには、首のないクリスであろうものが立っていた。

 「ひっ………」

 明るいところで見ると余計に恐ろしい……。


 ………ん? よく見たら所々おかしい。

 やたら身長が高い。いや、胴が長いのかな? 腕の位置もおかしいし、やたら膨らんでるし…。

 「これさぁ、顔出せないからすっごく苦しいんだけど…」

 「……ぇ、生きてる?」

 何てことかしら…。まさか、こっちが脅かされる側になるなんて許せない。

 キッとクリスの方を睨みつける。


 「騙したのね……」

 「まぁ、そうなるわね」

 「酷いですわ!」

 「何言ってるの! メリーが、マーガレットにした事の方が酷いでしょう」

 「うっ……」

 「何でこんな事しようと思ったのよ」

 「ソフィア姉様が取られちゃうと思ったので……。だったら、ソフィア姉様から離れるように……」

 「そんな事で……」

 「……ぅう……。ごめんなさい……」

 ソフィア姉様には失望されちゃったかしら。もう一緒にいてくれなくなるのかしら。そう思ったら途端に体が冷たくなった気がした。


 「はぁ……。どうしようかしら、クリス……」

 「ソフィアはさ、もう少しメリーちゃんと一緒にいてあげたらいいんじゃないかな」

 「えっ?」

 「だって、寂しくてこんな事しちゃったんでしょ。それにまだ小さいんだし、もう少しお姉さんしないとダメだよ」

 「……そうね。確かにクリスの言う通りね。……ごめんねメリー。これからはもっと遊んであげるからね」

 「…うん」

 「でも、今後はこういう事しちゃダメだからね」

 「はい……」

 「ん…。よし、じゃあ、いろいろ巻き込んじゃって悪かったわね。というか、グリとグラは後で、私のところに来なさい。聞きたい事が山ほどあるから。始末書だけで済むと思わないでね?」

 「うっ……、はい………」「…………はい……。すいません……」

 クリスって凄いのね。そりゃあソフィア姉様が惚れるわけだわ。

 まぁ、当の本人は気づいてないみたいだけど。

 でも、それが今は助かってるわね。クリスが気付く前にソフィア姉様を私に振り向かせてみせるわ。


 しかし、グリとグラには、迷惑掛けちゃったわね。

 ソフィア姉様に叱られてかわいそうだなと思っていたのも束の間。

 スイッチの如く、気持ちを切り替えたのか、クリス達の特殊メイクについて、根掘り葉掘り聞いていた。それはもうソフィア姉様が呆然とするくらいには。


 「あの、よくこの短時間でそんなリアルなの作れましたね?」「映画作りたいんですけど、一緒にやりませんか?」「この血糊質感がすごくリアルですね」「もしかして経験者だったりします?」

 等々、気になった事はとことん追求する性なのか、向こうのメイド達が戸惑っているのが見て取れる。

 「あの電話のトリックどうやってるんです?」「停電とかのタイミングは…」「もしかして、映像に残ってたりします?」「へぇ、そんな方法が……」

 いつまでやってるのよ。


 そもそも私お漏らしして、下半身びちょびちょで気持ち悪いんだけど。

 それに気づいたのが、まさかのクリスだなんて…。

 その後は、オパールレイン家で、メイクを落として、お風呂を借りたりして、一晩泊まってからアンバーレイク領へ帰った。

 勿論ソフィア姉様と一緒にだ。

 あれから、ソフィア姉様はいつも以上に長く一緒にいてくれるようになった。

 悔しいけどクリスには足を向けて寝られないわね。

 しかし、衝撃だったのは、朝食よ。まさか日本食が出るなんて。

 どうりで、朝早くから抜け出しているはずだわ。

 今後はソフィア姉様と一緒に行くのもアリかもしれない。


 実際、ホラーの大っ嫌いな私が、ホラーで人をうまく驚かせるなんて出来るわけないのよ。マーガレットの時はまぐれよね。

 そういえば、あの時の映像をグリとグラが編集して映画として上映すると息巻いていたけれど、上手くいったのかしらね?


 その後、アンバーレイク領で、『メリウッド』と呼ばれる映画撮影所を作り、映画産業が興っていくのだけど、それはまだ先の話。


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